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LK side
お風呂を入るという諦めをつけたAを引きずり
脱衣所へとやってきたがなかなか服を脱がないA
LK「諦めて脱ぎなよ」
A「いや、いくらほら、その、よ、夜、見てるって言っても、恥ずかしいし...///」
LK「……はぁぁーーーーーーー(ほんっと何こいつ可愛い)」
A「ため息長っ！！」
LK「なに、それ無意識でしてんの？それとも自覚あってしてんの？」
A「何が？」
LK「そういうとこだよ本当に」
A「？？？？」
馬鹿みたいな顔しながら首を傾げるA
表情筋どうなってるのか聞きたい所だけど
長くなりそうなのでとりあえず服を脱がそうと手をかける
A「ままっ、待って！自分で脱ぐから…！後ろ向いてて...///」
LK「……じゃあ抜いたら先入って。終わったら呼んで入るから」
A「うん...///」
後ろを向いてスマホを触る
チラッと鏡を見れば長い髪から見える白くて細い腕
鍛えてうっすらついた腹筋に目がいき
鏡から目をそらす
バタンと風呂の扉が閉まる音を確認してその場に座る
LK「(あーー本当…自滅してて笑う)」
自分から一緒に入ればいいとか言いながら
明るいところで見るAの体に無駄に心拍数が上がる
するとか細い声でどうぞと聞こえる
服を脱いで中に入れば大きな浴槽の隅で
体育座りをするA
LK「なに人間の限界試してんの」
A「試してない」
LK「はいはい」
なるべく見ないようにして頭・顔・体と洗っていく
全てを終わらせて湯船に入る
限られた浴槽の中で離れるAの腕を掴んで
自分の足の間に座らせて抱きしめる
A「っ...///」
LK「何回も体重ねてんのに慣れないね」
A「な、慣れないに決まってるでしょ…リノは、平気そうだけど」
LK「……全然。どこ見ていいか分からないよ」
A「んっ…！」
顕になる首にキスをすれば声を漏らすA
風呂場ってこともあって反響する声に
どんどん余裕がなくなっていく
A「ゃ、リノっ…ここじゃヤダ…」
LK「…はぁー…本当に待てするの上手だよねA」
A「うさぎって待てできるの…？」
LK「このいい感じの雰囲気ぶち壊せるのもAくらいだよ」
本当に天然なのか純粋にズレてるのか分からない彼女
少し和んだところで
早く出るよと言って俺たちは風呂を出た
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作者名：Yu-grena | 作成日時：2024年3月6日 17時
