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入学式のあとクラスでの簡単な今後の説明が終わり3人で教室を出た。

勿論、その時も周りの視線がすごかった。
気にしてない健人とAちゃんすげーよ。

校門に行くとAちゃんの両親が待っていた。
お母さんはとても綺麗な人でお父さんは少し顔がイカついが笑顔がとても優しい人だった。
軽く挨拶をすると一緒に車に乗せてくれてAちゃんの家へ向かう。





健「『お邪魔します』」

母「どうぞ〜適当に座ってね〜」

A「荷物部屋に置いてくる」

父「Aが男の子の友達連れてくるの初めてだな」





その言葉を聞いた俺と健人は目を合わせ姿勢を正した。





母「そんなに緊張しなくて良いのよ?笑」

父「娘はやらん!みたいな事は言わないから安心していいぞ笑」

母「二人は北小だったのよね?」

健「『はい』」

父「Aも北小にすればもっと早く二人と知り合えてたのにな」





Aちゃんの家は学区ギリギリだったため北小か南小か選べたらしい。
北小の方が若干近いが弟の北斗くんが南小の隣の保育園に通っていたためAちゃんの希望で南小にしたらしい。




健「でも今こうして出会えたんで良かったです!」

父「そう言ってくれると嬉しいな〜Aをよろしくな!」

『こちらこそです!』

A「ママ〜北斗何時に帰ってくる?」





Aちゃんが部屋から戻ってきた。





母「今日は13時過ぎには帰ってくるわよ」

A「やった!おかえり言える!」

母「北斗人見知りだけど大丈夫かしら?」

健「俺小さい子好きなんで大丈夫です!」

『北斗くん何年生ですか?』

母「三年生よ。さて、ご飯出来たわよ〜食べましょう」





Aちゃんのお母さんが作ってくれたオムライスはとても美味しかった。
お昼ご飯をご馳走になっている時に気づいたことがある。





A「北斗は運動神経よくて今は空手も習ってて〜」

健「空手!?すげー!それで?それで?」

A「可愛いとこもあってトマトが嫌いだったり〜」

父「A、北斗の話は程々にな」

A「なんで?二人に北斗紹介したい!」

健「俺、一人っ子なんで話聞くの楽しいです!」

父「…それは良かったよ笑」





Aちゃんは多分…いや、絶対ブラコンだ。

お母さんはニコニコしているがAちゃんが北斗くんの話を始めた時お父さんが小声で「また始まった」と言ったのを俺は聞き逃さなかった。

▽→←友達から親友になった日



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作者名:きゅーり | 作成日時:2023年9月11日 6時

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