Until I find true love (ページ34)

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episode33 ページ34

今日は木曜日。
遂に明日、慎太郎くんと水族館に行く。

優吾に服装の相談をしてからなんとか着ていく服は決まったけど靴がまだ決まってない。

慎太郎くんが色々周りたい派だったら厚底スニーカーだと疲れるのは目に見えている。
仕事終わりに普通のスニーカー買いに行けば良かったと後悔しても今から買いに行ったところでお店は開いてない。

“ブーブー”

『もしもーし』

優〔今家いる？〕

『いるよー』

優〔あけて〕

言われた通りオートロックを開け玄関の鍵を開けると少しして優吾が来た。

優「おじゃまー」

『やほーどうしたの？』

優「はい」

『何これ？』

優「デート成功祈願」

そう言って渡された大きめの紙袋を受け取り中を見ると靴の箱…？しかも私のサイズの。

『開けていい？』

優「どーぞ」

『…え！かわいい！なんで！？』

優「足気にして楽しめなかったら勿体無いだろ。それにバーベキュー厚底で行くのも危ないし」

白いシンプルなスニーカーだけどワンポイントがかわいい。

完全に私の好みを分かって選んでくれている。

試しに履いてみるとサイズもぴったりだ。

『ありがとう！ぴったり！』

優「いーえ。サイズも大丈夫そうだな。じゃ、用済んだし帰るわ」

『もう帰るの？』

優「早く寝ないとお肌に影響出るぞー笑」

『失礼な！笑』

優「変に気張らないで素直に楽しんでこいよ」

『ありがとう。スニーカー履いて行くね。あとお土産買ってくるね』

優「おう。あ、そうだ。土曜日慎太郎達も誘ったから」

『慎太郎くん達って？』

優「ジェシーと大我と樹」

『了解』

優「じゃ、おやすみ。また土曜日な」

『うん。おやすみ』

これ渡すために帰りに寄ってくれたんだ。

ここまでしてくれる友達中々いないよね。

明日楽しめるといいな。

そういえば…ジュリって誰だろ。