Until I find true love (ページ26)

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episode25 ページ26

朝起きたらベッドの下に敷いた布団でジャージを着た森本くんが寝ていた。

え？どういう状況？

私は昨日履いていたスカートだけ履き替えている。

どうしよう。全然覚えてない。

“ガチャ”

玄関から鍵を開ける音がした。

北斗かな？と思い森本くんを起こさないようにそっと寝室を出ると

『優吾？』

優「おはよー」

『おはよ…なんで家入れるの？』

優「昨日鍵持って行っていいよって言われたから」

優吾は昨日のことを説明してくれた。

『要約すると私が酔って面倒だから森本くんに押し付けて帰った。でも森本くんに申し訳ないから朝から来たってことね』

優「そういうこと」

『ねぇ、私の心配は？』

優「必要ないだろ笑」

『記憶ないんだけど』

優「あの酒飲むといつもだろ笑また延々と北斗の話してたんじゃね？」

『…とりあえずお風呂入ってくる』

優「はいよー」

昨日のことを思い出そうとしても全く思い出せない。

変なこと言ってないかな。変な行動してないかな。

相手が優吾なら“優吾だしいいか”と悩まなくて済んだのに森本くん相手だとどうしても気になってしまう。

悩むの苦手なのに！

私の悩みはシャワーで流れてはくれなかった。