episode23 ページ24
慎太郎side
A「森本くんはさージェシーくんとも仲良いのー？」
優「え！慎太郎、ジェシーと知り合い？」
『仲良いですよ！よく二人で北斗の家に押しかけてます笑』
A「そっかー、ジェシーくん良い子だよねー元気なら良かったーんふふ」
Aさん…絶対酔ってる。かわいい。
A「あ！あのね！私だけ仲間外れやだ！」
優「急にどうした？笑」
A「森本くん優吾には敬語使ってないのに私には敬語なんだもん！」
優「笑」
そう言って俺の隣に移動してきた。
『あ、すいません…』
A「敬語やだ！」
『あ、はい。敬語やめ…る』
A「うん！(ﾆｺﾆｺ)」
優「A、水飲めよー」
A「これ飲み終わったら飲むー」
優「はいはい、じゃあ先にこれ飲め」
A「これなにー？」
優「水割り」
A「いいのー？んふふ、優吾優しー！ありがとー！」
超かわいい。
じゃなくて！距離近い！あと数センチで肩触れちゃうよ？てぐらい近い！
高地は慣れてるのか普通の水を水割りと言って飲ませ色々片付け始めている。
A「森本くんはさー北斗とどうやって仲良くなったのー？北斗人見知りしなかったー？」
優「よし！片付け終わったし、そろそろ面倒くさくなりそうだから俺帰るわ」
『え！じゃあ俺も…』
A「森本くんも帰っちゃう…？」
そう言って服の裾をつかまれた。
やばい。かわいい。(しつこい)
優「慎太郎捕まったな笑 頑張れ笑」
『頑張れって何！？』
優「A？俺帰るけど慎太郎泊まるらしいから布団敷いてやれよ？」
『え！？』
A「はーい」
Aさんはそう言って俺の手を掴み上にあげた。
優「慎太郎が心配だから明日の朝また来るから」
A「わかったー鍵持ってっていーよ」
優「てことだからよろしくな。俺ん家斜め前のマンションだから何かあったら連絡して」
『待って、俺、泊まるの？』
優「だってそれ暫く離してもらえないぞ」
そう言った高地の目線の先にはAさんに遊ばれている俺の手。
『どうすればいい…？』
優「風呂入るって言えば離してくれるよ」
『風呂！？』
優「じゃ、明日なー」
そう言って高地はAさんの家の鍵を持って帰って行った。
Aさんはずっと俺の手で遊んでる。
この状況どうするのが正解？
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作者名：きゅーり | 作成日時：2023年8月12日 9時
