Until I find true love (ページ1)

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prologue ページ1

松村A 26歳ブラコンらしい。

図書館で働いている。
理由は…強いて言うなら本が好きな弟の影響。
大学生の頃、弟の北斗が本好きだからって理由でなんとなく司書資格を取ってみた。
北斗に連れられて行った図書館で新卒募集のチラシを見たから採用試験受けてみたら受かってそのまま今でも働いている。

職場はお局的な嫌味な人がいる訳でもプライベートを無理に詮索しようとする人がいる訳でもなく居心地がいい。

家族は父・母・弟の北斗

仲良し家族と言われればそうなのかもしれない。
私から見たら父と母が非常に仲が良いだけなのでは？と思うが私と北斗も仲良く見えるらしい。
ただお互いの家の合鍵持ってるだけなんだけど。

友達もそれなりにいる。

3ヶ月に一回程度飲みに行く友達が3人。

遠方に住んでいて地元に帰ってきた時だけ連絡を取る友達が2人。

気が向いた時にしかお互い連絡しない後輩が1人。

そして頻繁に連絡を取っている友達が1人。

頻繁に連絡を取る友人、高地優吾は私の全てを知ってると言っても過言ではないかもしれない。

それなりに恋愛もしてきた。

でも自分から告白したのは1回だけ。その人にはその場で振られたけど笑

告白された時に彼氏がいなければなんとなく付き合って、大体「俺のことそんなに好きじゃないでしょ」と言われて振られる。浮気したくせに何言ってんだ。と何度思ったか。

別れたからって落ち込む事もなくいつも通り過ごす。
まぁ付き合ってもその程度だったってこと。それを見透かされただけ。

ここ数年はちょっとでも好意を向けられたら距離を取ることを覚えた。
そのおかげか二年程彼氏はいない。