はいはい、所詮は捨て駒ですよ ページ11
次の日、朝のホームルームで委員長を決めた。正直中学とかでは雑用係として、もしくはリーダー気質な人たち(拳道とか)がやっていたから別にやりたいなんてことは無い。メガネくんが自身の腕を上げながらも投票にしてはどうかと声を上げ、興味のない私も巻き込まれた(最低)。
緑谷「ぼ、僕が！！4票！？」
爆豪「おい誰だァ！！クソデクに票入れたヤツ！」
ほとんどが自分に票を入れるという、想像通りの結果になったが、明らかに緑谷くんに票を入れたであろう麗日さんは天井を見上げながら口笛を吹いていた。まあ私はと言うと正直誰でもよかったため、1番ヒーローになりたそうな緑谷くんに入れた。言い出しっぺのメガネくんはと言うと、自分以外に入れたらしく唇を噛んでいた。
･
お昼時
ここ、雄英ではランチラッシュのご飯を食堂で食べることが出来るのだが、私は人混みが嫌いのため(本当は1人で食堂にいるのが気まずいから)教室で1人寂しく菓子パンを口に放っていた。
相澤「なんだ清水1人で。食堂には行かないのか」
「相澤先生、みんながみんな食べる友達がいる訳じゃないんですよ。」
相澤「別にひとりでも食堂ぐらい行くだろ。」
むしゃむしゃとパンの美味しさを噛み締めていたらガラガラっと教室のドアが開き、相澤先生が寝袋と飲料ゼリーを片手に入ってきた。教室の真ん中に一人でいる私を可哀想に思ったのかは知らないが、食堂に行かないのかと聞かれた。食べる友達はいない、と答えればさも私が変なやつだと言わんばかりの目を向けられる。
「お前、上鳴とかと仲良かっただろ、」
「いや、最初だけですよ。所詮私は常に行動するぐらい仲良い奴が出来るまでの捨て駒だったって訳。傷を抉るのはやめてください」
「最近の子はわからんな。
ま、教師らしいことを久々にするのも悪くない。」
よく分からないことを言い出した相澤先生は隣の席に腰をかけた。
え？なんで？
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相澤LOVE - 相澤先生がと、隣に！？もう駄目だ尊死する (4月4日 22時) (
レス) @page11 id: 8b8bcc9d2b (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 相澤先生の隣うらやましい。ミッナイ先生も加わって、次はプレマイかな…？！性格かわいくて好きですd(`･∀･)b (1月3日 15時) (レス) @page25 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
しろのね(プロフ) - コメント失礼します！🙏🏻色々と展開が予想外で面白すぎます…それに文章力も凄すぎませんか！？めちゃくちゃ応援してます！！ (12月24日 0時) (レス) @page17 id: 0693613cca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寧 | 作成日時：2023年12月7日 17時
