第13話 ページ15
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「なんや、ただでさえ服なんかよう分からんのに、店が多すぎて余計と分からんわ…」
「ヒョン！ぼく、あそこ！いきたいです！」
「そら、ええけど…。アンタ、滅茶苦茶人気なんとちゃうんけ。そんな大声出して、バレても知らんで」
「だいじょぶです！ぼくはふだんこんなふくをきないですから」
「誰が絶望的なファッションセンスやねん」
テヒョンは今、えげつねェご尊顔は帽子とグラサンとマスクで隠し、衣服はAの所持しているモノを借りて、着用しています。
Aは生まれてこの方、ファッション等に興味を示した事が一切無いので、衣服は本当にシンプルなモノ(大体ユニクロかGUかしまむら)や癖の強いモノ(コラボTシャツや文字Tシャツ等)を数着程しか所持しておらず、テヒョンがAのクローゼットの中を見た時は、文字通り絶句しました。
『…………………………(唖然)』
『え？何？ゴキブリでも居った？』
『……………말………
『え？いや、何？何かにビックリしてるという事しか分からへんねんけど』
『ありえないです！！진짜…！！ほんとうに、すくないです！！ほんとうに、ださい、です！！』
『急に過去イチデカい声でdisるやん…』
けれど、服を借りないワケにもいかないので、テヒョンはクローゼットの中から、渋々マシだと思う服を選び、渋々着用したのです。
「今考えてもシンプルに俺に失礼すぎんか？」
「ぼくはじじつしかいっていません。きょうはヒョンのふくもえらびます」
「いや、俺はええよ。最低限困らん数あったらそれでええんや。どうせ、普段も外出る言うたら、競馬場かパチ屋くらいやし…」
「
「そりゃあ、俺が滅茶苦茶男前なんは分かってるけれどもやなぁ…」
「トニカク、です！みるだけでも、みましょう！」
「マァ、ええけど…」
Aは面倒臭がりながらも、ウキウキしている様子のテヒョンに連れて行かれるがままに、ショッピングモール内の服屋を、二人一緒にハシゴします。
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ひまわり - 毎日楽しみにしてます！！更新頑張ってください！ (2022年1月13日 22時) (
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