【BTS】イケメン拾った。【V】 (ページ14)

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第12話ページ14

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と、言うワケで。二人はAの運転するN-BOXにのんびりと揺られながら、Aの家から車で30分程の場所にある、ここらではイチバン大きいショッピングモールに向かいます。

モチロン、フルセグには競馬中継を映しています。

「これは…경마(競馬)ですか？」

「いや、知らんけど。マァ多分そうや。競馬。俺の趣味のひとつや」

「しゅみ。gamble、すきですか？」

「好きとかやない、"愛"の域や。俺はgambleを愛してるんや。けどなぁ…。虚しい事に、俺の片想いやねん…。ホンマに…。先週はいけると思ってんけどな…」

「ははは！Loseですか？」

「よう分かっとるやないか。

いや何わろてんねん」

二人はまだ出会ってから24時間も経っていないハズなのに、最早完璧のコンビネーションです。

「テヒョンは何が好きなんや？」

「ぼくですか？그…。photoがすきです。촬영(撮影)…さつえいがすきです。あと、にほんのanimation、まんが、だいすきです」

「マジで？俺もアニメと漫画めっちゃ好きやで。俺は少年ジャンプに育てられたからな。スラムダンクとか、知ってる？」

「슬램덩크(スラムダンク)！だいすきです！ぼくの형たちもみんなだいすきです！」

「最高やな。ほんで、写真撮るんが好きって、中々シャレオツな趣味しとるやんけ。どんなん撮ってんの？」

「풍경(風景)…ふうけい、など、とります。きれいなものをさつえいします。ホントにすきです」

「はは。めっちゃええやないか」

二人はこんな感じで、フルセグの競馬中継をBGMに、楽しく雑談を続けます。そして軈て、ショッピングモールに到着しました。

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