第四夜 ページ6
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A「!?」
何をしているのあんた、まさか私があまりに強情だからって見捨てる気なの!?
意味がわからない、もうだめだ私やっぱここで死ぬんだ、さようなら私。
自分に再度お別れの言葉を心の中で言いながらも、驚きと悲しみで固まっていると、青年はそのまま私に口付けた。
A「んぅっ!?」
もう、さっきから驚いてばかり。
ちなみにこれ、ファーストキスなんだ。
いきなりの唇への圧迫感と熱で、呼吸がしづらい。
そうして、触れるだけのキスかと思いきや、すぐに彼の舌が入ってくる。
それと共に、小さい、丸いものも。
あれ、もしかして、
口の中のこの丸い小さな物は、
A「(あつ、い……)」
熱い舌で惚けた脳でもわかる。
……うん、あの実だ。
さては口移しで飲ませようとしてるな〜?
こんなの少女漫画でしか見たことなかったよAちゃん!!!
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ちゅん(プロフ) - 凄く素敵なお話ですね^_^続きが凄く気になります(^^) (2022年3月25日 23時) (レス) @page48 id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 今更かもですが、私も続き気になります…。 (2018年11月16日 19時) (レス) id: 08a665f28f (このIDを非表示/違反報告)
れんらん(プロフ) - 更新お願いします! (2018年8月9日 19時) (レス) id: 0c5afdadd2 (このIDを非表示/違反報告)
KA☆SE☆I(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります!更新頑張ってください! (2018年6月10日 19時) (レス) id: 34b5e9b2d8 (このIDを非表示/違反報告)
YuRa(プロフ) - ねこさん» 続く予定です!筆者の受験が終わりましたら、更新を多くしていきたいと思います! (2018年3月4日 14時) (レス) id: 16af3255b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YuRa x他1人 | 作成日時:2016年11月27日 14時