不二家の妹 (ページ13)

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お話し（13）ページ13

(試合を始めて、30分後)
不二「吹雪達が一歩有利だね。」
菊丸「やっぱり、双子って息ぴったりだね。」
乾「吹雪の指示が完璧であり、お互いの癖を分かりあっている。」
越前「吹雪先輩って、強いんだ。」
不二「そりゃあ、僕の妹だから。」
桃城「吹雪、楽しそうスね。」
不二「そうだね。」
菊丸「大石、後で俺達も試合やろうよ。」
大石「そうだな。」

裕太お兄ちゃん、長太郎君のスカッドサーブくるよ左方向。
裕太「分かった。」
宍戸「さすが、吹雪だな。長太郎のスカッドサーブを読むなんて。」
ありがとうございます。
裕太「吹雪、あと一点。吹雪、決めて。」
うん。
鳳「そうはさせませんよ。」
ふふ、どうかな。
裕太「吹雪。」
亮さんと同じ技。
宍戸「まさか。」
超高速ライジングカウンター

菊丸「大石、吹雪達が勝ったよ。」
大石「そうだな。」
乾「いいデータが取れた。」
桃城「いい勝負だったぜ。」
越前「吹雪先輩、強い。」
遠山「越前、姉ちゃん勝ったで。やっぱ、姉ちゃん強いわ。」
千歳「強い吹雪もむぞらしかね。」
遠山「姉ちゃん、可愛いよな。千歳、姉ちゃん好きやわ。」
千歳「金ちゃん、俺もばい。」
越前「人の先輩、取らないでよね。」
遠山「なんや、越前も姉ちゃん好きなん？」
越前「別にいいでしょう。」

宍戸「吹雪、楽しかったぜ。」
私も楽しかったです。
鳳「まさか、宍戸さんのライジングカウンターを使えるなんて。」
実はね、こっそり練習してたの。
裕太「吹雪は、覚えるの早いからね。」
うん。
宍戸「吹雪は、強いんだな。」
私は、普通だよ。ただ、裕太お兄ちゃんが私をサポートしてくれるから。私よりも裕太お兄ちゃんの方が強いよ。
裕太「鳳、ちょっと行くぞ。」
鳳「あ、うん。」
(2人は、その場から離れる)
宍戸「吹雪が勝ったから、お願い聞いてやる。」
私のお願いごとは、亮さん少し寄ってほしい。
宍戸「なんだ、吹雪。」
(チユ)ふふ、亮さん大好きです。
宍戸「お、お前は。」
亮さんからは、デートした時です。