一緒に行こうか (ページ10)

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「くそ..」

クラピカはずっと、片手で顔を覆ってる

心音は、後悔、焦り...自分への怒り

A君の心音は恐怖

ダルツォルネ「A、地下競売で何があったんだ」

『っ...あ』

恐怖の音が増した

「リーダー、今は」

ダルツォルネ「なんだ」

クラピカ「私が話す」

ダルツォルネ「どうでもいい。早く言え」

クラピカ「地下競売に行った者はA以外
殺されたとみていいだろう」

ダルツォルネ「そうか、わかった」

車を走らせていると気球が見えた

「あれは..」

ダルツォルネ「あいつらか...！」

『う...』

A君が頭を抱えてクラピカの方に倒れた

クラピカ「おい、A...お前」

『...ぁ、クラ......ピカ』

ダルツォルネ「行くぞ」

クラピカ「待て！！まだ」

リーダーはクラピカの言う事を聞かず、
気球を追って車を走らせた

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気球が降りた所に着くと、既に他のファミリーがいた

Aには車で待っていろと言ったが
あいつは聞かなかった

『俺も、行く..』

「だが、お前」

『大丈夫だから、俺だって、護衛する人』

「わかった」

だが、嫌な予感しかしない

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大男が他のファミリーを抹殺し、淫獣を殺した時

蜘蛛のマークが見えた

すかさず、私は鎖を使って捕まえた

??「ウヴォー！？」

戦いを見ていた仲間がこちらを見る

私はすぐ車に乗り込んだ

『クラピカ！！』

瞬間、Aの声を聞いた

慌てて後ろを向くと、Aもコイツと同様
奴らに捕まっていた

「！」

ダルツォルネ「早くしろクラピカ！！
奴らが追ってくる！！」

「わかっている！！！」

私は車を走らせた