一緒に行こうか (ページ16)

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ボスページ16

俺は、1人で、ボスのところに行く

挨拶しておきたかったから

『すみません、ボス』

??「んー？」

『...えっ』

えっ！？女の子の声？

とりあえず、扉を開けて部屋に入った。

ベッドの上に女の子が座ってた

??「護衛の人？」

『えっ、あ...あの、ボス？』

??「よろしくね」

嘘だろ..マジか

??「ねぇ、あなた」

『はい』

??「地下競売で、何を競り落とした？」

『...あ』

地下、競売...

『あ...う』

俺の頭の中で、フラッシュバックが起こる

嫌な感じ...嫌な記憶

『っ...ぁ』

頭が痛い
俺は、耐えられず頭を抱えてしゃがみこむ
ボスが声かけてくるけど、答えられない

怖い

『ぁ...ｳｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！』

「A！」

扉が、勢いよく開かれた

────────────────────
旅団の1人を殺した

...そのままホテルに向かう。
センリツのところに行ったが、Aが居なかった

「Aは？」

センリツ「確か...ボスに挨拶するとか」

「なに？」

私はすぐ、ボスの部屋に向かった
嫌な予感がしたから

ボスの部屋の前に着いた時
Aの声が聞こえた

悲鳴のような、耳を刺激する声

急いで扉を開けた

「A！」

『うぁっ...クラ...ピカ？』

「A..大丈夫か？おい」

Aの背中をさすって、声をかける
顔は青ざめていた

「ボス、失礼します」

Aを連れて、急いでさっきの部屋に戻った

「お前、なんでここに居なかったんだ」

『ひっ、ぁっ』

「大丈夫だ。落ち着け、私はここだ」

背中をさすってやる

「怖かったか？...大丈夫、大丈夫」

『ふ、.....クラピ..カ』

「ん？どうした」

『クラピカ、ここ、居る？』

Aは、私の手を握った。
私より、はるかに小さい

「あぁ、ここに居るよ」

『...クラピカ』

「なんだ？」

『居なく、ならないで...ね』

「........あぁ」

ゆっくりAをベッドに寝かせる
すぐ、眠りについた

私の手をずっと握って

「...大丈夫だ」

『...』

Aの髪を撫でる
ゴンと違って、柔らかい髪
キルアと似たような、くせっ毛がある

「可愛いな」

とっくにわかってるんだ
この気持ち

「お前は、私をどう思っている」

ゴンやキルアと同じか？
レオリオと同じはごめんだぞ

「...」

そのまま、私も眠った