一緒に行こうか (ページ15)

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『...ん..』

目を開けると、天井...そりゃそうか

センリツ「目が覚めた？」

『...クラピカは？』

センリツ「まだ寝てていいわよ」

センリツさんと、バショウさんが居る。
でもクラピカは居ない

『クラピカは、どこ？...』

バショウ「ん.....あぁ...んあ〜！
よく寝た...お？起きたのかお前、えっと」

『ねぇ、クラピカ......』

バショウ「クラピカァ？さぁな」

『...ダルツォルネ』

ダルツォルネさんの念が感じれない

なんで？...死んだの？
どうして

なんで、なんで...！！

『やだっ...やだよ、』

涙が、溢れてきた。呼吸も苦しい

センリツ「大丈夫よ。大丈夫」

センリツさんがフルートを吹いてくれる
でも、落ち着けない

バショウ「おい大丈夫か、過呼吸だな
...ゆっくり吸って、吐くんだ。ゆっくりだ」

『うぁっ、ふっ...ぁ』

バショウ「ゆっくりだ。急ぐな。わかったか」

ゆっくり...ゆっくり、

『はぁ、はぁ、はっ...』

ゆっくり

『はぁ..はぁ』

バショウ「そうだ。ゆっくりだ」

『はぁ、』

バショウ「落ち着いてきたな。」

『あり...がと......ござい..』

バショウ「あぁ、大丈夫だ！！」

バショウさんは、ずっと俺の背中をさすってくれてた

でも

なんか、落ち着けないよ

バショウ「...もう大丈夫だな」

『......ん..』

センリツ「もう少し寝てる？」

『やだ...あ、いや、大丈夫です』

俺は、ベッドから降りて、服を着替える

『あれ..』

よく見ると、傷が消えてる。
ヒソカは治してくれたけど、
それでも、あちこちに傷があった

『...』

そういえば、ぼやっとした意識の中
クラピカの声聞いた気がする

心配をかけるなと言っただろう..って

すごい、悲しい声だった

『...へへっ』

ごめん

ありがとうクラピカ