妖欄綺鍵陸 (ページ7)

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弍百伍拾漆ページ7

自由

　

それは誰にも答えることが出来ぬ問い

そこを付けば簡単だ

フッカ「契約を破棄すればいい。

そうすれば自由だ」

壊れかけているものをつつけば簡単に崩れていく

神山「薮…くん」

薮「神ちゃん!!」

地道だけどさ…こうやるのが覚の

岩本「フッカ!!」

そんなことを考えたいたらヒカルの声が聞こえた

そして思いっきり殴られた

重岡「わお、ストレート。

と言うか照、覚えてるん？」

岩本「…いや、彼が誰だか覚えてない」

フッカ「覚えてないのに殴ったの!?」

正直ショック

岩本「だけど…ずっと隣にいてくれた人だって言うのは覚えてる。

あと…大切な友だちなんだって言うことは」

ヒカルの寂しそうな目を見て俺も少し寂しくなった

薮「シゲ、少しだけ時間を稼いでくれ!!

俺は神ちゃんと話をして…淳太を呼んでくる!!」

重岡「わかった、アリーも下がっとき？」

有岡「力は奪われたとはいえ、土蜘蛛。

普通に戦えるよ」

岩本「…行くぞ」

フッカ「俺…体術苦手なんだけどな…」