妖欄綺鍵陸 (ページ39)

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弍百捌拾仇ページ39

知念「へぇ…そんなことが」

　

大ちゃんが報告に来てくれた

ちなみに凍らされたシゲは淳太たちが協力してお風呂に沈めている

有岡「…ごめん、すぐに伝えに行けば良かったんだろうけど」

知念「仕方の無いことだよ。

僕だって淳太が一人で戦ってて戦場から外に出されたら心配で動けなくなると思う」

…それもあるけど、雲外鏡の力が未だに謎な部分がある

本人に話を聞きたいのだけど…どこにいるんだろう？

伊野尾「あ、知念に大ちゃん」

そこにひょっこりといのちゃんが顔を出した

伊野尾「少し妖界に行こうと思うんだけど着いてくる？

帰り道は保証するよ」

知念「そのいのちゃんの幸運には頭を悩まされる…え？」

いのちゃんの、幸運？

僕はいのちゃんの肩を掴む

知念「いのちゃん…その幸運ってさ。

誰かを探すのにも使えたりする？」

伊野尾「どうだろうね…行った先に運良くいるかもしれないよ？」

知念「妖界に送る、だから僕も連れて行って!!」