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弍百漆拾仇 ページ29
いつか帰るかもしれない
その考えがココ最近ずっとある
中間「知念」
知念「…淳太」
中間「何か妖界で困ったことでもあったん？
照史並に眉が八の字になってるで」
淳太がほっぺをつんつんしてくる
知念「…ぷぅ」
中間「ホンマ、可愛い奴やな〜。
人間やったら弟にしとるわ」
…その言葉に、少しだけ傷ついた
だって…人間じゃないから弟にしないってことだよね？
やっぱり、人間と妖って違うのかな
中間「なんや、なんか勘違いしてないか？」
知念「え？」
中間「血が繋がってることが全てじゃないんやで？
俺は今の…人間と妖という関係が一番好きや」
知念「でも、人間だったら弟にしたいんでしょ？」
中間「それは比喩表現みたいやもんや。
弟にしたいくらい可愛いってことやで」
淳太は頭をわしゃわしゃしてきた
知念「髪型崩れる!!」
中間「気にしてるん？」
知念「淳太程じゃない」
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2024年2月25日 8時
