妖欄綺鍵陸 (ページ21)

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弍百漆拾壱ページ21

藤井「…ん、当たった」

　
伊野尾「いいじゃん、後で駄菓子屋のおばちゃんのとこ、行こうよ」

いのちゃんと駄菓子屋に寄って駄菓子をたくさん買った

大人の財力…舐めんなよ

小瀧「りゅーせー!!」

藤井「ごふっ、ビッグベイビーが飛びかかってくるな」

山田「いのちゃん、何食べてるの？」

伊野尾「んふふ、いちご飴。

山田も食べる？」

望は袋の中を覗いてくる

小瀧「駄菓子とか懐かしいな…神ちゃんにもあげるん？」

藤井「自分で買いに行ってって言う」

小瀧「神ちゃん可哀想…」

これは俺が買ったもんやもん!!

小瀧「…これさ、流星といのちゃんの幸運でたくさん当たり当てられへんの？」

…何それ、やったことない

いのちゃんをチラリと見ると面白そう、という顔をしとる

伊野尾「行こうよ、流星!!

大人の財力で買おうよ!!」

藤井「ちゃうやろって!!

何個か買ってそれを当たりが何個あるか確認するやろ、普通!!」

山田「望、俺たちも」

小瀧「え、食費とか…諸々…」