妖欄綺鍵陸 (ページ18)

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弍百陸拾捌ページ18

悪寒がした

　
改めて聞くと恐ろしいサクマの計画

高木「言えばさ…淳太くんを消すみたいなものなんでしょ？

修復させたくないのが…サクマの狙い」

深澤「多分ね。

だって『鍵』を修復してしまわせたらサクマが呑んだ人間が出てきちゃうからね」

中間「…あのさ、雄也」

俺は隠しておったことを話す

高木「それ、本気？」

中間「おん、雄也を信じてるから…この話してるんや」

雄也は少し考える

高木「いいよ、その代わり知念には内緒ね」

中間「ええよ」

もし知念に話したら猛反対してくるからな

深澤「…にしても、いい筋肉だね。

照ってこんなに鍛えていたんだ」

岩本「あぁ、鍛えるのが好きだから」

深澤「俺にも教えてよ。

ムキムキになってやり返してやる」

中間「そう言えば…ふっかはどこに泊まるん？

流石に濵ちゃんの家は窮屈やろうから…俺の家に来るか？」

高木「部屋も余ってるしね？

いいんじゃない？」

深澤「それじゃ、お言葉に甘えて」

知念「ただいま…疲れたぁ」

知念は帰ってきて倒れ込む

…俺はそんな頭を優しく撫でた