妖欄綺鍵陸 (ページ12)

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知念「『鍵』の修復!?」

　

淳太の家に言ったら知念くんが驚いて言った

起きたばっかりやし…分かるけど…

薮くんは険しい顔をしとる

チラリと俺を見て

薮「疲れ以外に何かあるわけだな。

…じゃあ、拘束しておけばいいか？」

と言った

知念「いや…淳太」

知念は部屋の奥へ行く

神山「何か…俺に隠し事してるん？」

薮「あぁ、淳太の身にとってとても大切なことを」

神山「話してくれないん？」

薮「俺の口より…本人の口から聞いた方がいいだろ？」

確かにそうやけど…

中間「呑まれたものはどこにいるん!?」

少しモヤっとると淳太がバタバタと出てきた

知念「淳太、人間からさらに遠ざかるよ」

錫杖を持って知念くんが問いかけた

人間から…遠ざかる？

中間「別にええ、言ったやん。

俺は修復人、その力を持って必要なら使うってな」

高木「知念、行くぞ。

俺らは…主の思いを尊重すんだろ？」

いつの間にか高木くんは薙刀を構えておった

知念「…わかった、それが淳太の思いなら」

薮「覚、フッカがいる。

今、シゲと大ちゃんと照が止めているけど…いつまでもつか分からない」

高木「大丈夫だよ、あの三人なら」