妖欄綺鍵弍 (ページ49)

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仇拾仇ページ49

伊野尾「俺はさ、ぬらりひょん(知念)がトップにいることが嫌なんだけど俺自身がなる予定は無いの。
　

だけど呑まれたものの中にいるでしょ、妖界のトップになろうとしている存在がさ」

フッカさんにお願いされてお茶を持ってったら座敷わらしさんがそんな話をしていた

ぬらりひょん様に…変わる存在？

フッカ「どこでそれを知ったの？」

普段、ウダウダしているフッカさんもピリッとする

この妖気…気持ち悪い

伊野尾「さぁ、忘れちゃった。

運良く誰かから聞いたんだと思う」

ヒカル「…フッカ」

フッカ「わかってる。

…別に俺たちは来る者拒まずスタイルだ」

伊野尾「お、それじゃ」

フッカ「でも、契約している妖は別。

…ここまで言えば聡明な座敷わらしさんは分かるんじゃないの？」

青い瞳が怪しげに光る

伊野尾「…悪い覚」

フッカ「褒め言葉として受け取っとくよ」

伊野尾「その代わりさ、…狛犬貸してよ」

…え？