仇拾捌 ページ48
伊野尾「…ラッキー」
アベ「は?」
サクマが人間界と妖界を繋いで下級妖を送ったら逆にあっちから妖が来た
アベ「どうやってきたんだよ」
伊野尾「偶然だよ?
山の中散歩してたら目の前に妖界と人間界を繋ぐ境目が現れてさ。
ちょうど呑まれたものとお話ししたかったら潜ってきちゃった」
偶然って…確かにサクマは気まぐれで繋いだけど周りに妖がいないことはちゃんと確認したはずだ
しかも出したのもほんの一瞬のみ
その瞬間、たまたま居合わせたっていうのか?
伊野尾「座敷童子の幸運がここで役に立つなんてね〜」
アベ「…何の用でここに?
まさかぬらりひょん様のご命令でぶっ潰しに来たの?」
俺は団扇を振りかざす
伊野尾「違うって、お話ししたいんだよ。
そうだな…覚と口裂け女呼んでよ。
天狗であるキミも一緒に」
俺は何されるかわからない恐怖に渋々従うことに
フッカ「人間と契約している妖が何の用なの?」
ヒカル「フッカ、喰うか?」
伊野尾「いや〜ん、怖〜い」
フッカとヒカルは戦闘態勢に入る
すると座敷童子はニヤッと笑った
妖気が部屋を支配する
伊野尾「ねぇ、俺を仲間に入れてよ」
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2023年11月17日 8時