伍拾伍 ページ5
山田「ちねーん、落ち着いてー?」
知念「何あの雷獣…僕の、ぬらりひょんの力奪うとか信じられないんだけど」
知念は今までにないほど怒っている
妖気が変に渦巻くほど
山田「わかるのはあの雷獣はただの呑まれたものじゃないってこと?」
中島「知念に怖気付かないんでしょ?
ほら、俺たちは昔から知念と親交があったから恐ろしいとも思わないけどさ」
呑まれたものはそもそも知念との交流がないはずなのに…俺の記憶の中じゃ雷獣も知らないしさ
中間「あ、おった。
なぁ、知念」
そこに淳太がやってきた
中島「…知念、機嫌悪いんだけど?」
知念「何?
悪いんだけどもう一度妖界に行きたいっていうお願いは聞けないよ、行く力を奪われた」
中間「え…何それ」
高木「あの雷獣だろ?」
え
中島「雄也わかってたの?」
高木「帰ってきた時に知念から何かの力を奪われたのはわかったけどな。
今回は違う」
すると知念はまっすぐと淳太を見た
中間「その…死んだ祖母に会える妖って知ってるか?」
知念「知ってるわは知ってるけど…それが?」
中間「俺の『鍵』について知りたい。
その妖に会いたい」
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2023年11月17日 8時