妖欄綺鍵弍 (ページ37)

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捌拾漆ページ37

伊野尾「…つまり、呑まれたものと勝利が暴れに暴れた、と」

　

伊野尾に現状の説明をした

伊野尾「よっぽど暴れたってこと？」

藤井「恐ろしいな…死人憑って」

佐藤「…何も言い返せない」

勝利は肩身狭そうに話す

重岡「…で、なんで流星は来たん？」

藤井「なんか難しい話終わったかなって思って。

暇やから来た」

暇だからって…まぁ、流星らしいんだけど

神山「どうにか『間の者』の最初の人物を知ってる人に会えんか…」

神ちゃんは頭を抱えている

…今の問題はそっちだ

どうやって『間の者』の最初の人物に会うか

カメラがあるとかそういう問題では無い

濵田「淳太の家、あさってみるか？」

中島「淳太だからいいと思う」

…裕翔、なんだその言い方

薮「流石に勝手に漁ったら起きた淳太がいい気しないだろ」

中島「別に淳太だもん」

別にじゃ無いんだって

すると流星がポケっとしながら聞いてくる

藤井「そう言えば淳太の婆ちゃんの魂下ろしたんやろ？

もう一回聞いてみたら？

淳太よりも婆ちゃんの方が『間の者』について詳しそうやし」

濵田「…それや‼︎」