妖欄綺鍵弍 (ページ35)

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捌拾伍ページ35

気がつけば出ていれば言葉

　
佐藤「…話聞いてました？

血縁者以外は」

神山「わかっとるけど…問題解決のためには俺という人間が動かな」

知念「…どうなの？」

佐藤「…どうなっても俺の責任にならないのなら魂を下ろします」

よし‼︎

俺は深呼吸して目を瞑った

佐藤「…そういえば最初の『間の者』わかってるんですか？

じゃないと下ろせませんけど」

濵田「…あ」

神山「忘れとった」

佐藤「忘れちゃダメなところ‼︎」

ヤバい…わからんから何もできん

濵田「…架空の人物の魂を下ろさせないため、その方法があるんか」

佐藤「じゃないとアニメとかの魂下ろそうとする人間だっている訳ですし」

あぁ、アカン!!

せっかく役に立てる思ったのに…

重岡「…何してんねん」

頭を抱えとるとシゲが有岡くんと帰ってきた

…そうか、シゲは白蛇様が苦手、というか白蛇様の性格が苦手やから出てくると逃げちゃうもんな

重岡「そういや流星が来るって連絡あったで」

濵田「そりゃまた急やな。

なんで？」

重岡「アイツのことやからひょっこりと来たくなったんやろな」