漆拾肆 ページ24
どれだけ冷気を送っても空中で止められてしまう
コウジ「気持ち悪い目で…見るな‼︎」
山田「気持ち悪くてもいいんだよ。
誰かが綺麗って言ってくれればそれで」
…頭痛くなってくる
妖と人間が仲良くするな
人間は嘘をつく
コウジ「その綺麗って言う言葉も…嘘かもしれんよ?」
山田「望は嘘をつかない。
それは契約している妖である俺自身が一番知っている」
ホンマは土蜘蛛の契約者に話があるんに…‼︎
コウジ「『鍵』を…俺によこせ‼︎」
すると口を糸で塞がれた
重岡「…黙れボケ。
この『鍵』は俺とアリーを結ぶもの…簡単に渡すか」
真っ直ぐと俺を見つめる目
正気に戻っとる…
サクマ「マズイ…帰るよ、コウジ‼︎」
下からサクマくんの声がした
サクマくんもピンチなんや
サクマくんがおらんくなったら俺も帰れなくなる
氷柱を急いで作って床に穴を開ける
コウジ「サクマくん‼︎」
サクマ「帰ろう、もう一度策を練らなきゃ」
俺たちは急いで妖界に戻った
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2023年11月17日 8時