漆拾壱 ページ21
雄也に言われた通り、皆を守りたいと願ったら青い炎が上がった
神山「…苦しいの、治った?」
すると苦しそうにしとった神ちゃんが立ち上がった
高木「とは言っても淳太くんがこの青い炎を保っている間だけ。
その間に…あの死人憑にお灸を添えるか」
サクマ「待ってよ、俺は」
俺は地面を蹴ってサクマの前に立ち塞がる
…俺、こんなに早く動けたっけ?
知念「
知念が隣で錫杖を持ちながら話してくる
知念「僕の力は高速移動みたいなもの、誰にも気づかれずにね…」
サクマ「…チッ‼︎」
サクマは舌打ちをして俺に手を当ててくる
俺は…これを知っとる
雷獣の雷攻撃や
なけなしの運動神経で避けて右手に青い炎を集める
中間「…いい加減にしろぉ‼︎」
そして思いっきり殴った
サクマのお腹にパンチが当たる
サクマは苦痛に顔を歪めた
サクマ「痛い…なんで、こんなに?」
高木「酒呑童子の力、舐めんなよ?」
サクマ「だったら…」
サクマはなんとか立ち上がって雄也に触れようとする
桐山「ソイツから離れろ‼︎」
だけど、寸前のところで照史が殴り飛ばした
高木「お前…」
桐山「お前、ちゃう。
俺は桐山照史や」
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2023年11月17日 8時