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陸拾陸 ページ16
中間「…照史」
淳太くんが真剣な顔で俺に聞いてくる
中間「この前、レンに会った時」
桐山「…あぁ」
中間「ものすごい強くなってたやん。
それって何があったん？」
…その話か
桐山「妖と契約した人間はある程度、妖と信頼関係を結ぶことで力を使うことが出来る。
俺の場合、光が妖術得意だからなのかは知らないけど、体術が強くなる」
中間「…他の、皆は？」
桐山「�陲舛磴鵑録┐譴燭發里鯑�明にさせる、シゲは糸を出すことが出来る、神ちゃんは怪力になる…くらいしかわかってない。
それが」
中間「戻ろ」
戻るって…あの部屋に？
中間「嫌な気がするんや、今。
あの部屋で、大切な何かを失ってしまいそうで」
淳太くんはそう言ってUターンをする
桐山「待って、今の淳太くんはただの契約者。
戻って何かできるわけでも」
中間「俺は、修復人なんやろ？」
桐山「あ…」
中間「もし、皆の『鍵』が壊れても俺が治す」
俺はとっていた手を離してしまった
淳太くんはあの部屋に戻る
俺は…淳太くんを危険な目に合わせないために光と契約したんやけどな…
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2023年11月17日 8時
