陸拾弍 ページ12
フッカ「本当、サクマには感謝してるんだよ?
サクマの力がなかったら呑むことが出来なかったんだから」
サクマ「にゃはは、そうだよ。
もっとサクマ様に感謝してよね‼︎」
俺はケーキをつまんで食べる
フッカ「…そういえば、サクマは俺の前からずっと呑んでるけどさ。
人間の頃の記憶ってどんななの?」
人間の頃の…記憶、か
サクマ「皆と同じでないよ。
あっても不便でしょ?」
フッカ「確かにね。
でも、ラウは成り立てだから少しだけあるのかもしれない」
それも時間と共に忘れていくだろうな
…あ〜あ、ようやく本家の修復人が生まれたって言うのに自分の役割がわかってないなんて
本当に本家は何やってたんだろ?
佐久間大介の持っている力なんて使えないって一蹴りだったのに
コウジ「サクマくん‼︎
繋いで?」
コウジはウッキウキで俺の元に来た
サクマ「にゃはは、おまかせを。
サクマの名に命ずる、雲外鏡の力を使い空間を繋げよ」
そう言うと俺の持っていた雲外鏡の力であの村とこの家を繋いだ
…さて、俺も行かなくちゃね
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2023年11月17日 8時