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陸拾壱 ページ11

そこから聞けたのは


 
分家の佐久間家の名前は佐久間大介



彼は雷獣と契約していた…つまり淳太の祖母が生きている時代の人間ってことだ



知念「…修復人の『鍵』って壊れるの?」



中間「そりゃ壊れるわよ、特に大介くんは妖と…雷獣と仲良かったからね。



彼を守るためであればその身を投げ出すほどなのよ」



…心優しい、人間だったってことか



中間「けど、『鍵』が壊れかけてしまって…本家も修復人が生まれてなくてね。



そしたら大介くん、急に消えてしまって…次に現れたと思ったら呑まれたものになってしまったんだ」



知念「…どうしたら、救えますか?」



僕は聞く



中間「それはね…」



淳太がそこまで口を開きかけた時、その体は大きく揺れて倒れてしまった



知念「淳太⁉︎」



勝利が駆け寄って確認をする



佐藤「…時間だったみたいです、魂が抜けたようですね」



そんな…聞きたいこと、もっとあったのに

陸拾弍→←陸拾



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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2023年11月17日 8時

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