暗殺教室から帝光に派遣されていた本性ワンコ女子は任務を終えて春休みのようです【暗殺教室×黒子のバスケ】part8 (ページ21)

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Good bye 258話ページ21

貴女side

7人分考えるのに疲れて、最後の1枚を書き終わったあと机に突っ伏して寝てしまった。
夜中に剣ちゃんに起こされベッドに移動させられた。

これで吹っ切れたんだ。
任務は完了したんだ。

剣｢本当に1日掛けて書き終わって。頑張ったな、お嬢。｣

貴｢ん｣ﾆｺｯ

起きたら病院に行き、リハビリ。
移動は依然車椅子だけど話し方のはほとんど治った。

今日はカルマが来てくれた。

ｶﾙﾏ｢A、高校でさ、先輩が来るって言ってたじゃん。｣

貴｢あぁ、ブラックボーン家の。｣

ｶﾙﾏ｢そう。どんな人かわかる？｣

貴｢調べたいのは山々なんだけど…私がどんだけデータを探しても、律も探してくれたんだけど変なページに飛んで…仕組まれたかな…。｣

ｶﾙﾏ｢変なページ？｣

貴｢そう。これなんだけどね。｣

何度も調べた方法で進む。
決まって出てくるのが｢虹村修造｣

ｶﾙﾏ｢虹村修造…？でも丁度俺達の1つ上なのは合ってるよね。｣

貴｢えぇ、けれども一般人。それらしい情報も全くないの。｣

タブレットをカルマに渡す。
東京都私立中バスケットボール部主将
家族構成
などなどの情報が書かれている。

コンコン

ガチャ

剣｢お嬢入るぞー｣

貴｢もう入ってんじゃん｣笑

剣｢主人と執事はいいんだよ｣笑

剣｢明日、帝光の卒業式だから、行くぞ。｣

貴｢書いてすぐ!?早くない!?｣

ｶﾙﾏ｢Aが手紙書くの渋ってただけじゃん｣笑

剣｢因みに高校の入寮日は明々後日だから、カルマも準備しとけよー｣

ｶﾙﾏ&貴｢!?｣

貴｢なんでそんな急に!!｣

剣｢CLOWNが防衛戦を張り出した。よーするに狙われ始めたって事だよ。｣

貴｢うそ…こんなに早く…？｣

剣｢まぁそういう事だ。｣

ｶﾙﾏ｢りょーかーい｣

ｶﾙﾏ｢じゃあそろそろ帰るわ｣

貴｢あ、｣

パシッ

咄嗟にカルマの腕を取る。

ｶﾙﾏ｢…？どうかしたの？｣

貴｢な…なんでもない…｣

どうしちゃったんだろ…私…

ｶﾙﾏ｢…A。こっちむいて。｣

貴｢どうしたn

chu

貴｢んんっ!?!?!?｣

時間が止まったみたい…
ゆっくりと唇が離れてカルマと目があって何故だか離せなくなる。

ｶﾙﾏ｢A。｣

貴｢ん…………？｣

ｶﾙﾏ｢バイバイ、また明々後日。高校で。｣

貴｢バイバイ…｣

いつものように笑って出ていってしまったカルマ。
頬が熱くなったのがわかる。
真っ赤になってるんじゃないかな…。

貴｢カルマのバカ…///｣