・ ページ15
.
男性をよく見ると口元と左目を隠していた。服装も真っ黒で如何にも怪しい雰囲気が漂っている
「誰だ手前は。急に風吹かせて良い登場だな。何者だ、早く答えろ」
「いやいや、僕はただ君達と争うために来た訳じゃないんですよ!ただ、ご挨拶をと思い...」
男性の声はどこか聞き覚えのある声をしていた。どこで聞いた声だったかな...
「ふふっ、類生くんは覚えていますか?あの夏祭りの時、僕がサポートしてあげたことを...」
夏祭り、サポート、聞いたことある声......
「あ〜!もしかしてあの時妖魔の弱点を教えてくれた...!」
そう言うと男性は嬉しそうに笑い近づいてきた。しかし僕の前に山ちゃんが立ち塞がった
「覚えててくれましたか!いや〜嬉しいですね。あの時は声だけでしたが今日はお顔をお見せして仲良くなろうと思って来たんですよ」
「おい手前。これ以上近づいてくるな。手前からすごい嫌な匂いがするぞ」
「おやおや、手厚いガードがいることで。もう少しお話したかったのですが、魁さんがいるので難しそうですね」
男性は少し下がってこちらに手を振った
「それではまた日を改めてお伺いします。貴方達のご検討をお祈りしておきますね」
「あの!お名前聞いてもいいですか?」
「おい坊主!」
口元は見えないはずなのに今男性はにやりと口角を上げた気がした
「“
また強い風が吹くが今度は一瞬だった。もう目の前には幽鬼さんと言う方はいなくなっていた
「......坊主」
「何、山ちゃん」
「あいつには少し警戒しておけよ」
僕は頷きも、うんとも言えなかった。一応夏祭りで助けてもらった礼があるからだ
「とりあえず、あいつにまた会ったら俺に教えろ。いいな」
「...うん」
「あははっ!あの子達本当に面白い。会いに行って正解だったよ。今度は類生くんと1対1でお喋りしてみたいな」
「縺昴l縺ッ髮」縺励◎縺??縲ゅ□縺」縺ヲ縺ゅ?蟄舌?螯悶?縺ィ縺ヲ繧りュヲ謌貞ソ?′鬮倥>縲らー。蜊倥↓謗・隗ヲ縺ッ髮」縺励>縺ィ諤昴≧繧」
「まぁ、良い感じに1人の時に訪れてみるよ。」
「ちゃんとあの子達が此処を救えるのかを」
大波乱!?混沌の11日間_任務完了
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ