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「なになに!?急にどうしたの」
「馬鹿野郎、早く狐の窓して妖魔供を見ろ」
妖魔?もう近くに妖魔がいるのか。僕は慌てて狐の窓をして辺りを見た。すると
「えっと、1、2、3...結構いない!?」
「この時期は妖魔が増えてる言われただろうが。さっさとやるぞ」
山ちゃんは僕を降ろしてすぐに妖魔に向かった。最近よく任務で妖魔を倒すけど、やっぱり山ちゃんの攻撃はすごい
数体の妖魔相手でも華麗に攻撃を避けて攻撃仕返す。時には妖魔を投げつけたり踏みつけたりして、どっちが悪かよく分からないけど
「おい!早くお前がトドメ刺さなきゃこいつら再生するんだから早くしろ!」
「分かったよ!もう、人使い荒いな〜」
山ちゃんが良い感じに弱らせてくれた妖魔を倒していきこれで終わりかと思えば、わらわらとまた妖魔が増えてきた
「ちっ。埒が開かないな。おい坊主、手前が持ってるチョコ豆を早くあいつらに投げろ」
「ちょ、ちょっと待ってね。え〜とあった!」
リュックから取り出したチョコ豆を妖魔に向けて投げる
「妖魔は外〜妖は内〜!」
妖魔は投げられたチョコ豆を見て、多分食べたのであろう。モグモグと食べていたらなんかすごい大人しくなっている
「なんかすごい大人しくなったね」
「じゃあ今の内だな。サクッと倒すぞ」
そう言って僕達は妖魔の間合いに入り一気に倒していった
その後も妖魔は湧いてきたがチョコ豆を投げれば大人しくなるため簡単に倒せていた
やっと地獄の11日間を過ごし終わった。しっかり報告書を書き終わり、帰り道を歩いていた
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「やっと終わった〜!キツかったんだけど。もうこういうのはやりたくない...」
「しょうがねぇよ。あいつの指示だ。従わないと何されるか分からねぇぞ」
駄弁りながら山ちゃんと歩いていると急に風が強くなった。台風並みの強さで立っていられるのもやっとだった
「掴まれ」
山ちゃんの腕にしがみついて数秒経つと風は止み、目を開けると目の前には人がいた
「こんにちは稲葉類生くん、山本魁さん」
そこには長い黒髪の男性が立っていた
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