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黒の後日譚4 ページ36

歩美side

次の日になるともう皆は普通にコナンくんと接していた。

…お別れ。

何故か遊園地で出会ったお姉さんを思い出した。

あのお姉さんとはあの時以来会えていない。

元気にしてるだろうか。

…コナンくんがどこか行っても手紙くれるかな?

メールしてくれるかな?

たまには私にあってくれるかな?

『歩美ちゃん?』

パチッとAちゃんと目があった。

「どうしたの?Aちゃん。」

慌てて笑う。

『…いやなんでもないよ。あ、今日私と歩美ちゃん日直だよ!急がないと!コナンくん先行ってるね!』

「え?待てよ「分かったわ。歩美ちゃんと行ってて。」

哀ちゃんはそう了承した。

するとAちゃんは私の手を掴んで走り出した。

『ね、歩美ちゃん。自分の気持ちを大事にしなよ。』

え?

「どうしてそんなこと言うの?」

『どうしてだろうね?でも言わなきゃって思ったの。…歩美ちゃんコナンくんのこと好きだもんね。』

どうしてそれを…、

「ずっとこの気持ちをコナンくんに伝えなかったら辛くないかな?」

コナンくんに好きな人がいることは分かってる。

でも、伝えたい。

でも伝えられない。

伝えたらもうコナンくんには会えないような気がしてならないんだ。

『辛くないよ。大丈夫だよ。片思いしてる時が1番楽しいんだよ。』

赤信号になりAちゃんは止まる。

「Aちゃんも恋したことあるの?」

興味本位で聞いてみた。

『うんある。すっごい辛い恋。でも楽しかった。』

それは矛盾してるじゃないかと思った。

『…きっと伝えたいと強く思う時が来ると思うの。今だって時が。だから焦んなくてもいいんだよ。』

そう言って笑うAちゃんの瞳はキラキラしていてその青い瞳はコナンくんを彷彿させた。

私も。

私も辛い恋だったと笑える時が来るだろうか。

なんて思った。

_____________

「新一お兄さん私ねずっとコナンくんのことが____」




伝える日はきっとずっと先の未来________

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チョコミント(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» コメントありがとうございます!今後の展開が掴めないお話でした! (2023年4月30日 21時) (レス) id: 5f4119665c (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - え?え?どうゆうことや? 幽霊が紫園が登場…今後どうなる? (2023年4月30日 10時) (レス) @page13 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミント(プロフ) - 朝桐さん» コメントありがとうございます!楽しみにしていただけて感無量でございます!セルフツッコミに関しての意見もありがとうございます。まだクレーム来ていないのでこのままのスタイルを貫こうと思います!貴殿様も体調にはお気をつけて(*´︶`*)ノ (2023年4月30日 10時) (レス) id: 5f4119665c (このIDを非表示/違反報告)
朝桐(プロフ) - こんにちは!いつも楽しみにしている者です!私はセルフツッコミ、面白いし分かりやすいな、と思います!(一意見です)紫園ちゃんと菫ちゃんの二人、関係性が面白くて、世界が違えば双子みたいなのかな?と思っていたりしています(笑)お体にお気を付けて! (2023年4月30日 9時) (レス) @page13 id: db8064d0f2 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミント(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» いつもコメントありがとうございます!黒の組織ぶっ壊しそうな勢いの本編じゃ無理そうなので番外編として出すと思います……! (2023年4月28日 21時) (レス) id: 5f4119665c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チョコミントマカロン | 作成日時:2023年4月23日 11時

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