幽霊の見える小学生になった件2nd

件名:蹴撃の貴公子と月7 ページ36

NOside
京極は昨夜のことをおもいだしていた。

「私と賭けをしませんこと？」

「賭け…ですか？」

京極の戸惑ったような声が二人しかいない博物館の一室で響く。

「貴方が宝石を見事守り通せたなら、それも定めと受け入れ、園子との交際を認める所存ですが…」

園子の母は淡々と告げた。

「それが叶わず、あの盗賊に凌駕された場合は…きっぱりと園子を諦めてもらいます。よろしくて？」

京極は静かに拳を握ったのだった。

YOUside
やったぁ！！キッドとお茶会だぁ！！！
《楽しそうだな…》
そりゃそうでしょ！

『羨ましかろう！』

《べっつにー？》
つれない…
《というかA、落ちないのか？》
た、たぶん…

私は今ー！！屋根にいるぜ☆ガスで眠るのはゴメンだぜ！

「ハッハッハッハ！」

『なにわろてんねん。』

「ビックリした。」
私はきみの情緒にビックリだから。

「Aちゃん！？なんでそこに…」

『い、色々ありまして…』
《あったか？》
あるようなもんだよ(暴論)
あっ京極さん(歓喜)

「離れて…」
あっ
ﾄﾞｺﾝｯ！

ﾄﾞｶﾞ!ｶﾞｺｯ!

柱が柱じゃない…(？)

ﾊﾞﾋｭ!

柱を素手で倒し、その倒した柱で京極さんは＿＿

飛んだ。
いや、跳んだ。

人類やめすぎじゃない？？？おばさん怖いよ！？！？
「さあ…返して頂こうか…宝石も…園子さんの心も…。」

《やべーなこいつ。》
《班長、あれできる？》
《できるわけねぇだろ…》

「ええ…目当ての物じゃなかったので宝石はお返しできますが、お嬢様の心はそうはいかない。」

キッドも賭けをしたんだっけ。

「何！？」

「返すもなにも…元々盗れてませんから…この賭けを持ち掛けた時点でね…」

キッドは話し始めた昨夜の賭けの話を。
NOside

「私と賭けをしませんか？」

キッドが問うと、園子は了承した。

「い、いいわよ！その賭けのってあげる！でも…けがさせないでね…真さん来週大きな大会控えてるからさ、」

「だ、誰だ！？」

「か、怪盗キッド！？」

「どうやらここに私が来たことは内緒に出来ないようですので、ご友人には適当な嘘を…特に眼鏡の少年にはね…」

YOUside

純愛だ〜〜(歓喜)

《甘…》
《俺も死んでなきゃ…》

爆処から負のオーラ感じる…

「…とまぁ残念ながらケガは少々負わせてしまったようですが…賭けは完全に…」

宝石をなげたぁ！

「お嬢様の勝ちですよ！」

キッドは月夜に消えていった

作者です！ハロ嫁のリバイタル上映が月末にありますね！
楽しみです！

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