幽霊の見える小学生になった件2nd

件名:ゼロの執行人14 ページ26

「仕方なかったのよ！」
橘さんが悲痛な声をあげた。
「それがまさか…公安警察の保護で生きていたなんて…。知っていたら、こんなことには…」
[橘境子。貴女を公安警察の協力者から解放する。…いいな？風見]
降谷ｧｧｧｧ！！ソレハアカン！アカン！
[違法な作業は自らカタをつけなきゃならない。それが公安でしたね]
風見さんはメモ用紙を一枚切り取って、橘弁護士に近づいてる頃だろう。
[羽場はここにいる。貴女はもう自由だ。彼に会いたいなら、我々は止めな――…]
パンッと乾いた音が響く。
『それだから女難の相がでてるんだよ…』
《そんなもんみえてねーだろーが。》
《ﾌﾞﾌｯ…》
《風見さんがかわいそーでしょ！》
ヒロマママジ女神(
[思い上がるな！]
「じょなんのそうってなに？」
『歩美ちゃんには関係ないよ…たぶん。』
「ふふ、江戸川くんも大概よ。」
そうか？
[あんたの協力者になったのも私の判断！あんたを裏切ったのも私の判断！彼を愛したのも私の判断！私の人生全てを、あんたたちが操っていただなんて思わないで!!]
叫びきった後、橘弁護士は息を切らしていた。
[……さよなら]
ﾊﾞﾝｯという音がしたのでたぶん屋上からでてったんだろう。
「…境子」
[…どんなに憎まれようと、最後まで彼女を守れ。それが…]
[我々、公安です]
めげない風見さんがんばれ！おばさん応援してるよ！(
さぁてそろそろクライマックスだ。
だけど、そこでライブ中継は途絶えてしまった。
「…。」
二三一〜！元気出せよ〜((
『お兄さん。お兄さんが悔やむことはないよ。』
「君は…」
『安室A、だよ。どう転んでもたぶんこんな事態になったと思うよ。』
「Aちゃんありがとう。」
ありがとう、なんていわなくてもいいのに。
原作、というものを知ってるのに何もできなくて申し訳ない。
まじで！！！！焼き土下座しろっ！っていわれてもしょうがな…くないわ((
「そうじゃ、ケーキがあったんじゃった。みんな食べるかのぉ？」
「わーい！」
「ケーキ！ケーキ！」
「貴方たちもどう？博士は一個だけよ。」
『もちろん！』
「わ、わかっとるわい…」
残念そうにいう博士が面白くて私は哀ちゃんと笑いあった。
そっちは任せた名探偵！！！(人任せ)

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