幽霊の見える小学生になった件

三件目 ページ4

ここには警察学校組と私しかいない。
『あの、さーせん。妖怪さんたち。』
《妖怪じゃねーって！俺は松田陣平。》
自己紹介が始まってしまった。
《俺は萩原研二！》
《諸伏景光だよ。よろしくね。》
《伊達航だ。》
はい、てぇてぇ。
ハロウィンはよかったよ…！
『私はえっと、たぶん安室Aになるのかな？』
わかんね。
《たぶん戸籍はそうなるんじゃない？降谷では…》
『降谷…』
《ちょっと諸伏ちゃん失言！》
『本名降谷なんだね。』
《勘のいいガキはきらいだよ！》
松田さん謎スイッチ入ってるわ。
リビング(？)でわちゃわちゃしていると、
ガチャ
「少しは家になれたかな？」
おわっ！安室透！
『う、うん！広いね！』
「そうかな？約束してほしいことがあるんだけど…」
『私いいこだから守れるよ！』
たぶん！！
「いいこだね。」
なでなでされる。
ハァー来てよかった(手のひら返し)
「一つ。家にあるパソコンには触らないこと。」
『はい！』
楽勝だと思うよたぶん((
「二つ。どこか行くときは必ず言うこと。」
『はい！』
なんだろう。お母さんみたいだな((
「三つ。なにかあったらすぐ言うこと。」
『うん。』
ごめんな。こいつらのこといったら、降谷さんびっくりして仕事できなくなっちゃうかもだから、
「それと、僕はカフェでバイトしてるからいつでもおいで。ポアロってところだよ。」
『うん！』
ハムサンド食べに行こう！！自分でも作ったがやはり本場(？)が美味しいだろう。
「あとね、僕は探偵もしてるから夜帰ってこない日もあるけど、お友達の飛田がなにかあったら来るからね。」
『うん。』
やはり、子供の扱いがわからないのだろう。
少し不安そうな目をむけてくる。
大丈夫、なんなら料理、洗濯、掃除普通にできるから。
トリプルフェイスも大変だろう。
「お昼はなにしよっか。」
まずは信頼を築こう。
『うーんとねサンドウィッチ！』
すると、思い出したような顔をする安室さん。
「あ。今日、ポアロのシフトが入ってるんだった。早速だけど、ポアロへいくかい？」
答えはもちろん
『うん！！』
ﾋｬｯﾊｰ!本物(？)のハムサンド食べれるぞ！！！シフト最高！

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