妖怪アパートの幽雅な日常〜新たなる力の使い手〜二

第55怪 ページ6

夕士side

しばらくして従姉妹の恵理子が寮に来た

一緒に暮らしていたときのことを謝られた

心が洗われる気がする

長いわだかまりが嘘のように溶けていく

以前の俺なら

こうして素直に謝る恵理子を受け入れることが出来ただろうか？

…今、俺は…

もっと見つめたい

人間としての自分を

もっと磨きたい、自分という人間を！


だから━━もう一度━━

『お兄ちゃん…お部屋探してるの？

僕、いいお店知ってるよ』

夕)「…あぁ…俺も知ってるぜ！」


そして俺は━━帰ってきた

一)「荷物ちょっと増えたネ？」

全)「おかえりなさい！！」

夕)「ただいま！」

━━幽霊とか妖怪とかいてもいなくてもどうでもいいとか思ってた

だけど、今は違う

奴らにはいてほしい

なぜなら楽しい仲間だから！

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夕士side長かったですね(^-^;)

ホントは飛ばそうと思ったんですがなかなかいい場面だったので全部夕士sideで書かせていただきました

これからはAちゃんに出ていただきますからね！

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