妖怪アパートの幽雅な日常〜新たなる力の使い手〜二

第71怪 ページ22

男)「よくもやりやがったな、てめぇら

もう逃げられねぇぜ〜」

男)「お、女の子もいるじゃん」

中に男達が入ってきた

長谷)「あわてるなよ」

夕)「お、おう！」

男)「ざけたマネしやがって

おかげでバイクが傷だらけだ

修理代払ってもらうぜ！」

男)「ついでにてめーらのバイクも寄越せよ！

覚悟しな！」

男達が一歩踏み出したとたんに夕士くんが声を上げる

夕)「今だ…『塔』！イタカ！」

フ)「イタカ！雷の精霊でございます！」

男)「っぎゃあああああああっ」

あ)「やった！」

床で苦しむ男達をよけるようにして他の男達が入ってきた

ナイフを持って…

長谷)「そんなもの出してきた以上、それなりのリスクは覚悟してるんだろうな？」

男)「っるせぇ！」

ナイフを突き出した男の手をつかみ軽々と放り投げる

あ)「すごいっ…」

見ている間にどんどん倒されていく

なかなか見られないものに興味を引かれていると、雄叫びに近い声が聞こえて、ヒポグリフが帰ってきた

あ)「びっくりしたぁ…」

そして、周りにいる男達を見て私達は笑った

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