四ツ目神は鬼を狩る

あの人 ページ4

炭治郎sid

しのぶ「目が覚めましたか？お早う御座います」

笑顔でこちらを向いている綺麗な人。俺は何を…？

ふと、自分の体中に巻かれている包帯が目に入る。

…そうだ

炭「…あ、あの！俺を助けてくれた人は…？」

しのぶ「助けてくれた人？私が到着した頃には冨岡さん以外いませんでしたし、恐らく冨岡さんが助けてくれたんだと思いますよ」


ーー回想ーー

しのぶ「あら？冨岡さん、どうして邪魔するんです？」

冨岡「………」

しのぶ「何故黙ってるんですか？そんなんだから嫌われるんですよ。」

鴉「竹ノ筒ヲ噛ンダ鬼禰豆子！！拘束シ本部デ見張レ！！炭治郎ハ怪我ノ治癒ヲシタ後拘束シ本部ヘ連レテ来ルノダ！！」


しのぶ・冨岡「！！」

しのぶ「…まぁ良いです。十二鬼月からこの子助けてくれてありがとうございます。」

冨岡「…？(俺は此奴を助けて)ない。」

しのぶ「…はい？」

冨岡「だから、(俺は鬼を倒して)いない」

しのぶ「え、何がいないんですか？」

冨岡「胡蝶はさっきから何を言っているんだ…？」

しのぶ「思い切りブーメランです冨岡さん」

冨岡「(心外！！！)」

腹が減っては戦ができぬ。要するにね？…甘味屋何処…？→←那谷蜘蛛山にて

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