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その対談で今日の全員での仕事は終わり。
「錦戸さんは、次回ソロで出演予定なので、その打ち合わせ軽くしといていいですか？」
「連載の今回の担当、大倉さんと丸山さん、10分後再開しまーす」
3人は返事をしつつ、別室に向かっていく。
「大丈夫か？」
横の問いにうんと頷いたヤスは、ゆっくり立ち上がって、笑った。
「1回動きだしてもうたらこっちのもんやねん笑 動き出す瞬間はちょっと辛いけど」
そう言って腰を押さえつつ歩き出す。
「ほんなら、お先ー！」
「おぉ、南原さん達によろしくなー！」
横が1番に楽屋を出ていき、俺は手を振った。
「俺今からスタジオで行くねんけど、2人は？」
移動車は今日は3台で、1台は横が使っている。
ということは居残り組と俺ら3人で残り2台。
ヤスの問いかけに返答を悩んだ。
「明日は1日リハやしなぁ」
すばるが言って、思い出した。
「あぁ、せやった！こないだ収録で振り付け、追いついてへんねん」
うちのスタッフさんは優秀やし、服もテキトーに準備しとるやろうから、俺は荷物をまとめた。
「ほんなら、3人今から向かいまーす」
すばるも荷物をまとめ、ヤスがスタジオのスタッフさんと仲ええからと、直接電話する。
そのまま、そこに用意されていたお弁当を食って、俺らは楽屋をあとにした。
「キリがないから、てっぺんまでて、決めとこな。明日ヤスは？病院行ってからくんの？」
てっぺん。とは業界用語で時計のてっぺんのこと。つまり、12時まで。
「ううん、もう今日痛み止めもろうたし、明日は秋山さん来てくれるらしいから」
最近のヤスはよくマッサージを受けていたり、治療専用のクッション使ってたり。
電気を流して治療してたりと何かとその秋山さんという同世代の男性整体師さんにお世話になっている。
病院では結局、薬で無理に痛みを止めるしかできないため、本当に治そうとしたら、マッサージだとか、骨格矯正などが1番ベストらしい。
各々が各々の改善点を見直している時。
「1回休憩しよか」
ヤスのギターを触る手が止まっているのに気付いて、俺も汗を拭きたかったから、そう告げた。
開始から1時間半も経っていた。
「薬切れてきた？」
集合してもう12時間近くなるのだから当たり前やねんけど。すばるもハープを吹くのをやめそう言う。
「ん？あぁ。平気やで」
「そ。ならとりあえず座っとれ」
反応も顔色も悪い。せやけど、もうあと30分や。
俺は角に置いてあったパイプ椅子を差し出した。
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light(プロフ) - みづきさん» ありがとうございます(^o^)次も恐らく安田くんですね（笑）そのときにはまた「好きな小説」と言っていただけるよう頑張ります! (2017年9月19日 21時) (
レス) id: 3b3f1b5c96 (このIDを非表示/違反報告)
light(プロフ) - そら。さん» ありがとうございます(^o^)ウルウルだなんて、嬉しいです。これ以上苦しめるのは心が痛みましたので、ハッビーエンドで（笑）また新しく書き始めるときには遊びにいらしてくださいね (2017年9月19日 21時) (レス) id: 3b3f1b5c96 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - とても好きな小説だったので完結してしまって悲しいです(;_;)ぜひまた安田くんの小説書いてください！楽しみにしてます！ (2017年9月18日 20時) (レス) id: 843d8c558c (このIDを非表示/違反報告)
そら。(プロフ) - お疲れ様でした！メンバーの絆を感じてウルウルしました（笑） (2017年9月18日 13時) (レス) id: 79ad3a88fd (このIDを非表示/違反報告)
そら。(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても大好きな小説だったので更新が終わる寂しさもありますが、ハッピーエンドに終わってよかったです！！ (2017年9月18日 13時) (レス) id: 79ad3a88fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：light | 作成日時：2017年7月19日 15時
