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そんなパワフルな歌声のボーカル兼ギターの方に同意の様子で、ドラムの方もベースの方も頷いてくださった。
「是非是非、来てください！」
俺は日向の方に目をやった。
東京公演のチケット手配とスケジュール調整が必要だ。ゲストのマネージャーさんもそんな様子に気付いて、日向に頭を下げていた。
リハーサルが終わりに近付いたとき、ヤスが慌ててスタジオに入ってきた。
「おはようございます！遅れてすみませんっ！よろしくお願いしますぅ」
しっかり喋っとるわ…
同じことを思ったのか、横も大倉も俺を見てきた。俺らも挨拶をそこそこに自主的にそれぞれ音出しを始めた。
ヤスがゲストさんに挨拶して、一言二言話してから、イヤモニを付ける。
すばるは早速ヤスに近付いて、その肩を叩く。
「っっ！っ、あービックリしたぁ！笑」
「いやいや！そないビビるほうがビックリやわ。笑 はい、音、大分ヤスの理想には近付かせたつもりやから、あと頼むで」
引きつり顔のヤスに爆笑なすばる。
「ご、ごめん。ごめんな？」
「そない謝らんでも 笑」
ヤスに突っ込む大倉も笑っている。
ヤスの後ろにはアンプがあってそちらを振り返ったために、俺と目が合った。
目がウルウルしとるわ…熱、下がってへんやん。
「おぉ、渋やんさすが…やけど、イヤモニ…」
そんなことを呟きながら、ヤスはギターを抱えて、スタッフさんに色々と指示を出していた。
それでもやっぱりヤスはプロだ。
安定感は抜群。
一回全員で合わせて、そのギターの音を聞いていると、俺は自分の歌うパートを忘れそうになったのはごめんやけど。笑
すぐに始めた本番は、もちろん大成功。
思わずニヤついた俺らは、気持良ぉなって楽屋に戻ることに。
「遅ぉなって、ホンマに申し訳ないです！でも…ホンマに楽しかったぁ…笑笑」
ヤスらしい絡み方。
廊下を歩きながら、そんなことを言う。
「やっと念願叶ったね！このあと、何か有るの？飲みに行こうよ〜」
「えー！行きたい！…行きたいねんけどぉ…明日早いんですよ〜じっくり話したいことあるから、今度ゆっくり時間取れるときにでも…ホンマにすみません」
「いやいや関ジャニ∞さん忙しいからねぇ笑」
ヤスは苦笑いのゲストの楽屋のドアが閉まるのと同時にその扉の前で立ち止まった。
「皆もごめんなさい」
思わず俺らもだんまりに。
「こんなんヤスらしくない」
ソファーに眠るヤスにブランケットをかけながら大倉は呟いた。
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light(プロフ) - みづきさん» ありがとうございます(^o^)次も恐らく安田くんですね（笑）そのときにはまた「好きな小説」と言っていただけるよう頑張ります! (2017年9月19日 21時) (
レス) id: 3b3f1b5c96 (このIDを非表示/違反報告)
light(プロフ) - そら。さん» ありがとうございます(^o^)ウルウルだなんて、嬉しいです。これ以上苦しめるのは心が痛みましたので、ハッビーエンドで（笑）また新しく書き始めるときには遊びにいらしてくださいね (2017年9月19日 21時) (レス) id: 3b3f1b5c96 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - とても好きな小説だったので完結してしまって悲しいです(;_;)ぜひまた安田くんの小説書いてください！楽しみにしてます！ (2017年9月18日 20時) (レス) id: 843d8c558c (このIDを非表示/違反報告)
そら。(プロフ) - お疲れ様でした！メンバーの絆を感じてウルウルしました（笑） (2017年9月18日 13時) (レス) id: 79ad3a88fd (このIDを非表示/違反報告)
そら。(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても大好きな小説だったので更新が終わる寂しさもありますが、ハッピーエンドに終わってよかったです！！ (2017年9月18日 13時) (レス) id: 79ad3a88fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：light | 作成日時：2017年7月19日 15時
