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34話 ページ40

『お姉ちゃん居たよ?お姉ちゃんが送ってくれさ、その時一緒に話して行ったんだ。』

Aは本当のことを云った。だが、

「否、居なかった。近くにいた紗夜に聞いたが、居なかったって」

『そんなこと_____』

_______そんなことない。ちゃんとお姉ちゃんは、居た。

と、云おうとしたが、

「Aが見てるのは多分、霊かも知れない。」

『でも、会話はできる。今日だって、朝起きて私がおはようって云えば優しくおはよう、って返してくれた。それに会話して学校来たって云ったじゃない』

聞き分けのない子供を諭す大人の顔で、涼はAを見る。

「なら、それは幻覚だ。声が聞こえるって云うのはAの願望が聞かせた幻聴だ」

「ちょっ、涼ちゃん」

遊宇が留めようとしたが涼は

「いい加減認めようA。Aの兄と姉は帰って来てない」

『やめて、お願い』

とAは視線を下に向け、呻くような声で懇願した。

抑々(そもそも)可笑しいんだよA______」

「止めてあげて!」

耐え切れない遊宇が叫ぶと、涼の口が止まった。教室に居る生徒たちは、何だ何だ__
とAたちの方を見る。

「もう止めて…涼ちゃん。Aちゃんが可哀そう」

そして涼は「ごめん。A」と云った。

『ううん……』

と云い乍、首を横に振る。

『ごめん私、保健室行く。先生に云っていて』

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桜桃 - ニカ姫さん» 観覧、コメントありがとうございます!私もも大好きです! (2017年5月20日 17時) (レス) id: c36e1fb932 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ姫 - 文スト大好きです (2017年5月20日 16時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃 - kagepuro20011203さん» 少し、ふざけ過ぎましたね…いないようしようと思いましたが出来心で…笑。一人で更新したので自分も怖く(((殴。観覧ありがとうございます! (2017年5月7日 17時) (レス) id: 60acc756ea (このIDを非表示/違反報告)
kagepuro20011203(プロフ) - いけるかなって見てみたらだるまさんがころんだがむっちゃ怖い今日の夜お風呂入れないどうしよう そしてあくちゃん登場やったね! (2017年5月7日 16時) (レス) id: c51dd920e7 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃 - kagepuro20011203さん» 大好きなんて光栄です。ありがとうございます!応援もありがとうございますです!可哀そうで、そろそろ二人を帰らそうと思いますが、文才が無く如何しようかと考え中です…^^これからもよろしくお願いします。 (2017年5月5日 15時) (レス) id: 60acc756ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜桃 | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年3月18日 22時

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