【文スト】私のお兄ちゃん《芥川龍之介 》

２４話 ページ25

今日は休日。そう云う事で、暇な私。

暇なのは宿題は終わったからだ。

涼ちゃんとは連絡が取れ無い。遊びたいのに...

『お腹減ったな...』

冷蔵庫には何も入ってなく、空っぽ。

ここ最近、ご飯を食べていない。

二日ぐらいかな...

其処で、諦め半分で探したら台所の下に

ホットケーキミックスと、チョコがあった

あったのは良いけど

『之...何日(いつ)の？』

期限を見ると明々後日(しあさって)迄だった。

期限が良くても作れないんだよ...私

『ううん。出来ないんじゃない！やらなくちゃなんだ！』

鼻歌交じりで早速準備に取り、作った。

全部粉を使ったあと、チョコも。明々後日迄だからね...

『〜♪〜♪〜♪〜♪〜








ん？...んん"！？』

何処で間違ったのか判らないが、クッキーらしきお菓子になった。

半信半疑で食べてみる...だってチョコ入ってるし

『あ、美味い。』

お腹が一杯になる迄食べてもまだ残る。

『お兄ちゃんとお姉ちゃんに食べてほしいのに......』

ポロッとそんな言葉が出てきた。何処の会社で働いているのか、何処に居るのかも知らない。

『うーん......

あ、』

私はそのクッキーをラッピングして外に出た。

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