30、修行のはじまり ページ32
「最後にもう一度聞こうか…これから怖いことが続くとしても吸血鬼を手放さくていいんだね？」
「…いいです！力がなかったら桜哉の本心にはきっと届かなかった」
真昼の言葉はいつもまっすぐで迷いがなくて良いね。まるで太陽みたいだ。
「Aちゃんにも聞くよ…君はこれからもっと怖いことが起こると思う。それでも良い？」
_____どーする？今なら戻れるよ！幸せだった逃げる人生に‼
声が響いたのを聞こえないふりして御国さんを見つめた。
『ここまで関わらせといてそれ聞きます？…私に何か出来るとは思えませんけど』
『クロや吸血鬼の皆が好きなんで大丈夫です‼』
ニコリと御国さんに笑いかける。その時不意に黒いフードが目に入った。
「あっクロ！」
『い、今の聞いてた⁈』
恥ずかしくて少しクロから視線をそらしたらリリィが出てきた。
「オレ達がキミ達を強くしてあげよう」
手を組んで、にっこりと笑った御国さん。隣にはジェジェとリリィがいた。
「”修行”って言葉に男の子はワクワクするもんでしょ？」
『私、全然ワクワクしないんですけど⁈むしろ嫌な予感が…』
私の声も無視して、真昼が席を立ち上がった。
「よろしくお願いします‼」
店内に響く真昼の声。あー、もうっ。
『私も、よろしくお願いします‼』
_____あーあ、もう後戻りは出来ないね
何はともあれ、これから私達の修行のはじまりらしいです。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 232人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
【SERVAMP】C3とか、壊すとか、人間の私にどうしろと？ 【SERVAMP】 腐女子だけど特に親しくもない同居人の前で思いっきり同人誌ぶち撒けた 合わせることを知らない二人の相性は抜群でした。【Part2】もっと見る
「原作沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜月詩音(プロフ) - 怖憂歌@堕天使さん» 指摘ありがとうございます！今度、一気に見直して直させていただきます^ ^ (2016年9月29日 18時) (
レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
怖憂歌@堕天使(プロフ) - ところどころサーブァンプになってますよー！！ (2016年9月29日 18時) (レス) id: 0b14825069 (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - 閻羅さん» 桜哉の話はティシュ無しでは見られませんよね！← (2016年8月28日 22時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
閻羅(プロフ) - 目から止めどなく溢れ出る塩水。・゜゜(ノД`) (2016年8月28日 22時) (レス) id: e75d33a950 (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます！更新速度は、1日に出来るだけ更新するって感じです^ ^ (2016年8月28日 16時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜月詩音 | 作成日時：2016年8月22日 20時
