4、吸血鬼ってペットなんですか？ ページ6
『やっぱり…』
桜哉の話でも本当の事ってあったんだ。薄々はそんな気がしてたけど。
『まさか、吸血鬼とはねぇ…』
「窓から捨ててやるっ！」
「死ぬ死ぬ…不老不死だけど死ぬっ」
『本当に、吸血鬼なの…？』
真昼に足引っ張らてジタバタ暴れる姿は何処をどう頑張ったって吸血鬼には見えない。
「おい、お前助けてくれよ…こいつ、向き合えねー」
『ねぇねぇ、吸血鬼だったらさ血とか吸うの？』
「はっ…もしかして、噂の通り魔って奴か⁈」
吸血鬼(クロ)が、助けを求めてきたのでしゃがんで聞いてみた。
「そんな、死ぬほどめんどくせー事誰がするかよ…お前達、自意識過剰って言われない？」
『やっぱ、こいつ粗大ゴミに捨てようよ。真昼』
はぁ？みたいな、顔で答えたよ。何こいつ、全然可愛くない…‼
そんな、クソも可愛くないクロは真昼にお茶を頼んだらしく殴られてた。あれ、吸血鬼って何だっけ？
「そう慌てんなって夜になれば出てくって…それより、オレが人の姿の時に名前呼ぶなよ」
あー、いてぇ…ってぼやきながら、頭をさするクロ。名前って言えば、真昼がつけたクロって名前
「俺、お前の名前なんてしらねーよ！猫だと思ったから、”クロ”って…」
言っちゃったー‼…気づいた時には、真昼の手首とクロの首から光が出てきた。眩しくて思わず目を細めた。
「死ぬほど、バカだなお前」
「はぁ⁈どういう事だよ‼お前…」
『真昼がつけたクロって名前、呼んじゃいけなかったんだよ』
何でかはわからないけど、きっと何かの契約みたいなモノだったんじゃないかな？
「おー、そっちのやつは察しが良いな。助かる」
「はぁ⁈説明しろよ‼」
クロが意味のわからない、数百年がなんたらって話し始めようとした時真昼が止めた。
「文句の多い奴だな、とりあえずこれだけは言える」
確かに、真昼は文句が多いけど。まぁ、オカン気質だから仕方ない。
「オレとお前は、死ぬほど気が合わねぇ」
「奇遇だな！俺も今そう思ったよ‼」
この2人って、何か凄い反対な性格してるなぁ。でも、
『クスッ、楽しそう』
「「楽しくねーよ…」」
良いコンビになりそうだ。そんなこんなで、クロからちゃんと説明を受けた私達。
「”飼われる専門”の吸血鬼⁈」
私の頭の中には、首輪をつけてペットと書かれたクロの姿。
え、吸血鬼ってペット的な感じなの⁈
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亜蓮 - 29話の下から6行目のそう言うと御園は仕方ないなた、になってますよ、仕方ない、な、の間違いでしょうか？ (2017年11月13日 13時) (
レス) id: 65a5a837be (このIDを非表示/違反報告)
亜蓮 - えっと、28話の1番最初のお前はシンプルに言うとただ椿とかから皆わ、になってます、を、の間違いですよね (2017年11月13日 13時) (レス) id: 65a5a837be (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - れなちーにょさん» すみません！6が抜けていたみたいです…今度、一気に修正する期間を作りたいと思うので…本当にスミマセン（ーー；） (2016年10月17日 6時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
れなちーにょ(プロフ) - 6のお話はないのでしょうか、、？ (2016年10月17日 0時) (レス) id: d65292d144 (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - 雷雨さん» 本当、スミマセン！もう少し日が経ったら、自分の作品見直して誤字脱字探すことにします… (2016年9月20日 19時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月詩音 | 作成日時：2016年8月15日 22時
