33、微妙な定例会議 ページ35
『そこのクロの主人、城田真昼の従姉妹の城谷Aって言います！好きな物は真昼の料理とゲームで…「そこまで聞いてねぇよ‼」
自己紹介していたら、真昼が私の頭を叩いてツッコんだ。第一印象は大事なんだぞっ！
『まぁ、私は主人でも吸血鬼でもないので？そこの所、よろしくお願いしますね‼』
ビシッと新しく来た憤怒と暴食、机の下にいる嫉妬のサーヴァンプ達を指差して宣言した。のに、誰1人として私の話を聞いていないっ‼
「最近農業にハマっているのよ…」
「それより今日は誰のオゴリだ⁈」
2人して全く別の会話をしだして、最早会議じゃない…その時、ふと憤怒のお姉さんが椿の下位の事について話し出した。
「日光の下でも人の姿を保てる…そう聞いてるわ」
「彼らは普段人間に紛れてしまっています」
リリィも続ける。じゃあ、すぐ近くにいたって気づかないんだ…その時ふと、桜哉の顔が思い浮かんだのはきっとこの空気のせいだ…
それから、リリィ達はさっきの雰囲気も忘れワイワイと喋っていた。私もだけどね‼そんな私達に痺れを切らして真昼が立ち上がった。
「シンプルに考えて俺達だろ⁈」
「平和を守るってか…？」
『真昼、クロ達一応吸血鬼だからね…？』
「知ってるよ‼」
そう一応だよ、一応。だって、クロとか血を吸うことを取ったら完全にニートでしょ。
「よしわかったっオレ達はなっ何をどーするとか考えるのがたりーんだ」
『それ威張って言うことじゃないからね⁈』
しかも、この人私達に丸投げしてきやがったよ。最悪だ…
「まぁ多少なら手も貸すからよ！基本的にはてめぇとクロとAが動けば良いんだ」
『なんで、私も入れたの⁈私、最初に説明したよね？ね？』
「真昼君達のようなやる気のある子がいると助かります！ね？クロ」
リリィまでもが私の話を無視したよ…Aちゃんそろそろ泣きそうだよ。
「真昼君が吸血鬼と戦うのなら武器は早く渡さないとですよ？クロ？」
「リリィてめぇ…こうやってゴリ押すために会議開いただろ…」
真昼は武器と聞いて目を輝かせていたけど、クロは乗り気じゃなさそうだ。めんどくせーと嫌がるクロに熱弁する真昼。
「何も行動しないで後悔するのはイヤだから」
真昼の真っ直ぐな言葉が少し後ろめたくなるのは気のせいだ…
_____真昼は強いね。後悔ばかりの君とは違って
頭の中で甲高いそんな声が聞こえて慌てて頭を振った。
何も、聞こえない。気のせいだ。
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亜蓮 - 29話の下から6行目のそう言うと御園は仕方ないなた、になってますよ、仕方ない、な、の間違いでしょうか？ (2017年11月13日 13時) (
レス) id: 65a5a837be (このIDを非表示/違反報告)
亜蓮 - えっと、28話の1番最初のお前はシンプルに言うとただ椿とかから皆わ、になってます、を、の間違いですよね (2017年11月13日 13時) (レス) id: 65a5a837be (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - れなちーにょさん» すみません！6が抜けていたみたいです…今度、一気に修正する期間を作りたいと思うので…本当にスミマセン（ーー；） (2016年10月17日 6時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
れなちーにょ(プロフ) - 6のお話はないのでしょうか、、？ (2016年10月17日 0時) (レス) id: d65292d144 (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - 雷雨さん» 本当、スミマセン！もう少し日が経ったら、自分の作品見直して誤字脱字探すことにします… (2016年9月20日 19時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月詩音 | 作成日時：2016年8月15日 22時
