23、イエス以外は受け付けないらしいです ページ25
『えっ…？』
可愛い声が後ろから聞こえて驚いて振り向いた。そこには髪の長い女の子のと、髪の短い女の子が立っていた。
「”オールオブラブ”があなたを呼んでる。」
少しメルヘンチックな服装が似合っていて可愛い。あ、別にロリコンじゃないからね⁈
「えっ子供⁈」
「誰かの妹？」
皆も気づいたらしく教室が一気にざわめいた。そんな事も気にせず、女の子はクロがいる方向を見ていた。
「「スリーピーアッシュ！」」
二人の女の子が同時に飛びかかった。クロは無事に避けたみたいだけど桜哉が下敷きになっていた。良かったな…‼
「やかましい。これだから庶民の学校など来たくなかったんだ」
騒がしい教室が一気に静かになった。そこには、アホ毛を生やした男の子が足を組んで椅子に座っていた。
「城田真昼、城谷A。僕と一緒に来てもらう」
「イエス以外の返答は却下だ」
何とも上から目線だアホ毛君。アホ毛君の、驚くべき言葉にもう一回教室の雰囲気がシーンとなったのは言うまでもない。
「だっ…誰だよお前らは⁈いきなり何…っ」
『そのイスなにー？どっから出したの⁈』
真昼と一緒に私もツッコむ。いや、他にもツッコミたい部分は沢山あるんだけどね…⁈そんな、私達を一瞥するとアホ毛君はため息をついた。
「これだから”ネコ”だけでいいと言ったのに…捕獲」
アホ毛君が、そういった瞬間私と真昼は女の子にクロは真昼の頭に乗っていたため捕獲された。
「ちょ、話きけー‼」
『無理だよ真昼。アホ毛君、イエス以外は受け付けないらしいから』
私はもう抵抗する気力もなくて、女の子に放してもらった。ちなみに、後ろからついていった。
ついていったら、何百万するんだって位の高級車に乗せられた。
「どういうことだよコレ⁈」
車に乗るなり、真昼が叫んだ。耳がキーンとなったよ…
『きっと、この人…オールなんとかの主人さんじゃない？』
「そうだ。有栖院御園7番目のサーヴァンプ”オールオブラブ”の主人だ」
あーそうそう、オールオブラブって名前だ。やっと、思い出した…
「な…んだお前も主人のほうか…」
アホ毛君改め、有栖院君が主人だとわかった瞬間ホッとする真昼。
それから、有栖院君は椿の話を持ち出してきた。有栖院君は、無様なと吐き捨てた。
「貴様はサーヴァンプの使い方を全くわかっていない」
有栖院君の真昼を見る目が、一層嫌な予感がした。
24、オールオブラブさんは脱ぎたがりでした→←22、おむかえにあがりました
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亜蓮 - 29話の下から6行目のそう言うと御園は仕方ないなた、になってますよ、仕方ない、な、の間違いでしょうか？ (2017年11月13日 13時) (
レス) id: 65a5a837be (このIDを非表示/違反報告)
亜蓮 - えっと、28話の1番最初のお前はシンプルに言うとただ椿とかから皆わ、になってます、を、の間違いですよね (2017年11月13日 13時) (レス) id: 65a5a837be (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - れなちーにょさん» すみません！6が抜けていたみたいです…今度、一気に修正する期間を作りたいと思うので…本当にスミマセン（ーー；） (2016年10月17日 6時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
れなちーにょ(プロフ) - 6のお話はないのでしょうか、、？ (2016年10月17日 0時) (レス) id: d65292d144 (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - 雷雨さん» 本当、スミマセン！もう少し日が経ったら、自分の作品見直して誤字脱字探すことにします… (2016年9月20日 19時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月詩音 | 作成日時：2016年8月15日 22時
