15、噂の椿さんのご登場 ページ16
「最近で1番面白かった事が聞きたいな」
口が弧を描いて私達に向かって語りかける男の人。
「ある日、少年と少女は黒猫チャンを拾いました〜」
いきなり語りだす手品師。この人の言う、面白い話なのだろうか？
「でも実はそれは超強〜い吸血鬼だったのです〜」
「力を得た少年はァムカつく手品師をブッ殺しましたァ〜おしまいっ」
「めんどくせー予感がする…」
「嘘だろっまさかまたっ…吸血鬼…」
クロがぼそりと呟く。今回は、クロに賛成かもしれない…面倒くさそうだ。
「あははははははっあはははっははっ」
『え、ちょっ大丈夫ですか…？』
いきなり笑い出した男の人。そんな笑ったら、喉潰れそう…
「あー、面白くない。」
さっきまで笑っていたのに今は物凄く冷たい目をしていた。
クロが真昼の後ろに隠れて二人でわちゃわちゃしてた。それを眺めていたら、手から取り上げられる手品師のぬいぐるみ。
『え…？』
「…ねぇコレ捜してたんだ。拾ってくれてありがとう」
顔を上げれば、至近距離にいる男の人。いつの間に、いたんだ…この人⁈
「は〜ボク肩こっちゃったよォ〜遅いよォつばきゅ〜ん」
つば、きゅん？まさか、この変人男の人…。私と真昼が動揺している間アイスについて言い合ってる二人…
「まためんどくさそうなの出てきたなぁ…」
『類は友を呼ぶって奴？』
吸血鬼とか、そこら辺って変人しかいなさそうだもん。クロとか見てると…
「でも…まさかいきなり…出て来ちゃったんじゃ…？」
「おいやめろ深く考えるな」
『そうだよ。ここは知らない振りで帰ろう』
真昼もその事に気付いたみたいで、つばきゅん？に聞こうとしていた。
「ボクが”椿”だけど何？」
『い、いつの間に…⁈』
数メートルは離れてたはずなのに…今、目の前に確かにいる男の人。
どうやら、吸血鬼拾って2日目で早、あちらのボスに会いました。
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亜蓮 - 29話の下から6行目のそう言うと御園は仕方ないなた、になってますよ、仕方ない、な、の間違いでしょうか？ (2017年11月13日 13時) (
レス) id: 65a5a837be (このIDを非表示/違反報告)
亜蓮 - えっと、28話の1番最初のお前はシンプルに言うとただ椿とかから皆わ、になってます、を、の間違いですよね (2017年11月13日 13時) (レス) id: 65a5a837be (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - れなちーにょさん» すみません！6が抜けていたみたいです…今度、一気に修正する期間を作りたいと思うので…本当にスミマセン（ーー；） (2016年10月17日 6時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
れなちーにょ(プロフ) - 6のお話はないのでしょうか、、？ (2016年10月17日 0時) (レス) id: d65292d144 (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - 雷雨さん» 本当、スミマセン！もう少し日が経ったら、自分の作品見直して誤字脱字探すことにします… (2016年9月20日 19時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月詩音 | 作成日時：2016年8月15日 22時
