10、椿は怠惰が大嫌いな様で ページ11
「あーだめだ…ちょっと構えたら腰が…」
「往生際が悪い‼」
折角かっこよく決まってたのに…なんて、鎖を引っ張る真昼達を見て思わず笑ってしまう。
「暴力は何も解決しないぞ。ほらオレ平和主義だし」
「お前はただのめんどくさがりだ‼」
「サーヴァンプ主人と鎖で繋がれている間しか力を発揮できない不便な真祖〜」
あぁ、だから飼われる専門なのか…
「しかも人間の言うこときかなきゃいけないとかめんどくさそ〜」
「いや…そこは案外悪くねーぞ」
「オレが何したって『こいつがやれって言いましたぁ』って言い訳できるしな。責任のない人生は最高だ」
クロが私と真昼を指差して、ニートらしい発言をする。てか、何で私も指差してんの⁈
「ふざけんな」
『さりげなく私も指ささないでくれます？』
「お前は、戦闘力が尋常じゃないから…」
クロが私を変な物を見るような目で見てきて言い合いをしていた。その間に真昼は、手品師と話していた。
「ボクが従うサーヴァンプの名前は”椿”」
「”椿”は”怠惰”が大嫌い☆」
『大嫌い、ってクロあんた何したの』
「オレは何もしてねーよ…多分」
また出てきた名前、椿。クロの事だから無自覚に人に恨みを買ってるのかと…
「さァここで問題です〜椿が怠惰を嫌いな理由はなんでしょォか〜？」
『怠けてるから？』
「おい…確かに、あり得るかもしれねーけと」
「答えは30秒後串刺しの後ッ★」
私は、真剣に問題に答えたのにあの手品師正解も言わずに剣振りかざしに来たよ。てか、串刺しにしたら答えはわかんないじゃん‼
私は、持ち前の運動神経で避けた。真昼は…クロに引っ張られてた。
「めんどくせー自分で避けろ。飛べ」
「飛べるかっ」
とりあえず、わかんない事だらけで頭がパンクしそうだけど…１つだけわかる。
『クロその椿とやらにめちゃくちゃ嫌われてるみたいだねー』
「はぁ…めんどくせーことになったなー…どーすんだ？」
殺気立つ様な手品師。クロ、どんな事したんだよ…本当…。
「…倒すよ‼」
「少年マンガの読みすぎだな…」
『真昼らしいなぁ〜』
クロがめんだくせーと言った途端視界から消えた。かと、思ったら手品師の前にいるクロ…
「さっき…言ったよな…今からオレが何をしようがオレに責任はねぇ」
クロのその言葉が、今日聞いた中で1番怖かった。
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亜蓮 - 29話の下から6行目のそう言うと御園は仕方ないなた、になってますよ、仕方ない、な、の間違いでしょうか？ (2017年11月13日 13時) (
レス) id: 65a5a837be (このIDを非表示/違反報告)
亜蓮 - えっと、28話の1番最初のお前はシンプルに言うとただ椿とかから皆わ、になってます、を、の間違いですよね (2017年11月13日 13時) (レス) id: 65a5a837be (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - れなちーにょさん» すみません！6が抜けていたみたいです…今度、一気に修正する期間を作りたいと思うので…本当にスミマセン（ーー；） (2016年10月17日 6時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
れなちーにょ(プロフ) - 6のお話はないのでしょうか、、？ (2016年10月17日 0時) (レス) id: d65292d144 (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - 雷雨さん» 本当、スミマセン！もう少し日が経ったら、自分の作品見直して誤字脱字探すことにします… (2016年9月20日 19時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月詩音 | 作成日時：2016年8月15日 22時
